お札を手に金貨が敷き詰められたペルシャ絨毯の上に立ったとき、カルデアでのあの長い待ち時間が一気に報われたような気がしました。7年という年月はバージョンアップを迎えるに十分ですが、強化クエストの光が灯ったとき、アーツサポーターとしての底力がついに戻ってきました。実際、今回神話礼装の撮影を決めたのも、あの華やかで余裕のある状態を表現したかったからであり、「まず一套を出す」という執念の具象化でもあります。
神話礼装の設定自体が異国情緒とリッチな雰囲気に満ちており、衣装・メイク・小道具において細部までこだわらなければならない箇所が非常に多くありました。胸元の黄金の鎧パーツはなかなかの重量感があり、その上の緑色の宝石と白い太い紐結びが視覚的な中心となっています。これらをしっかりと固定するため、内部で多くの隠しストラップ処理を行い、大きなポーズをとっても位置がずれないようにしました。腰の幅広の黄金のベルトに黄金のタッセルを合わせることで、歩くときに美しいドレープ感が生まれます。下半身の白いアラビアンパンツは微かな光沢感のある生地を選び、スタジオの暖色光の下でより質感が出るようにしました。両腕と足首の黄金の幅広リストガードはまさに画竜点睛であり、赤いマニキュアと相まって全体の華やかさを最高潮に引き上げています。
メイクやスタイリングでは、トレードマークのピンクのロングヘアに顔の形を引き立てるパッツン前髪を合わせ、アイメイクでは赤のグラデーションをあえて強調し、狐特有の狡猾さと少しツンとした小生意気な特徴を引き出そうとしました。最も手間がかかったのは実はあの獣耳とふさふさの尻尾で、ふわふわしてリアルな質感を写真に収めるため、現場ではずっと手でフチを整えてボリュームを確保しました。ウィッグのセットにもスプレーをたっぷり使い、レンズの前で完璧な弧をキープできるようにしました。
スタジオのセット選びも工夫を凝らしました。金ピカのハイバックの王座、レトロな木製の宝箱、そして温かみのある黄色の布幕が、この神話礼装の華やかさをしっかりと引き立てています。撮影中、足元に散らばった金貨の小道具が雰囲気を高めてくれたものの、裸足であぐらをかいたり片ひざをついたりするとき、金属のフチが確かに少し痛みました。しかし、メインライトが当たり、黄金の鎧の反射が完全に期待通りの効果を生み出したとき、その小さな痛みなどどこかへ吹き飛んでしまいました。
今回はいくつかの異なるポーズに挑戦しました。絨毯の上で気だるそうに横になって尻尾を見せたり、指先で墨痕が描かれたお札を軽く挟んだりしたポーズはいずれも、玉藻の前の「戦闘で一人前でありながら、独自の魅力も併せ持っている」という感覚を表現したいという思いからでした。特にお札を持って視線と合わせたクローズアップでは、自分が本当にあの金色に輝く宝物庫の中にいるかのような感覚になりました。今回の神話礼装の撮影体験は非常に素晴らしく、皆様にもこの華やかで気だるい表現を気に入っていただければ幸いです。