『アークナイツ:エンドフィールド』のリーノのコスプレ本編撮影では、重なるスカートの裾の整え方や、アシンメトリーなオーバーニーソックスの位置調整が衣装面の大きな難関でした。レンズ越しにガーターリングとソックスのラインを美しく見せるため、撮影前に履き口やガーターの位置を何度も調整しました。ウィッグは明るいブロンドのストレートロングで、頭上の黒い角付きカチューシャやエルフ耳、青い手袋も衣装の重要なアクセントです。
撮影現場には上海の倉庫を選び、金属メッシュフェンス、鉄鎖、黄色と黒の警戒色バリケード、「USINE」とプリントされた白いドラム缶などを配置したインダストリアル写真のセットを組みました。照明はパープルピンクとブルーのネオン管がメインで、カメラマンが用意したスモークマシンと相まって重厚なムードを作り出しました。瞳のキャッチライトを捉えつつ背景の紫被りを抑えるため、現場ではレフ板や逆光の輪郭用ライトを活用しました。
ポージングについて、1枚目は白いコンテナに腰掛けたカットで、脚のラインを美しく見せるために片脚をもう片方の脚に重ね、青い手袋でカメラに向かってピースサインを作り、ガーター付きストッキングやスカートの裾からのぞく素肌をしっかりと見せました。2枚目は片足立ちでマイクを掲げる難度の高いポーズで、シャッタースピードを上げてジャンプの躍動感あるステージ演出を捉えました。3枚目と6枚目は正座や膝立ちのポーズで、横顔の表情と合わせて物静かな佇まいを表現。5枚目は望遠レンズを用いたバストアップのクローズアップで、前景の黄色い手すりをぼかし、赤いコンテナを背景のアクセントに据えることで、視線と腕のポーズを際立たせました。
衣装には青と白の要素を取り入れた緻密なデザインが多いため、レタッチでは金属の反射光と青紫のトーンの調和を重視し、スカートにあしらわれた星模様の鮮明さを保ちつつ、肌の透明感を整えてガーター付きストッキングの立体的なディテールが損なわれないように配慮しました。様々なライティングやアングルを通じて、ステージのような空間で躍動するキャラクターの愛らしさと生き生きとした魅力を存分に表現できた作品です。