長沙モーカ・アニメコンベンションでのオリジナル設定(私設)のロビンのイベント写真がようやく整理できました。今回出したのは、『崩壊:スターレイル』の「ファミリー」出身の歌姫です。この白い天使のようなスタイリングで表現することで、キャラクターが持つ幻想的でありながらも親しみやすい気品を再現したいと考えました。
まずは今回のスタイリング全体の方向性についてお話しします。ウィッグはライトブルーとホワイトが織りなすグラデーションのロングウェーブを選び、頭上のゴールドのフローティング(懸浮)光輪和両サイドの小さな羽の翼を合わせることで、ロビン特有の空霊(神秘的)な雰囲気を視覚的に強化しました。アイメイクには特にこだわり、ライトブルーのカラコンにピンク系のアイシャドウのグラデーションを合わせることで、眼差しをより深く柔らかく見せています。さらに頬にあしらわれたドットの装飾で、キャラクターの繊細さをより再現できるように工夫しました。首元の白いチョーカーと2連のパールネックレスが純白のドレスのディテールを豊かにし、レースのシフォン手袋と合わせることで、展示会会場での実写においてスタイリング全体がより立体的に表現されました。
撮影に関しては、カメラマンの「肆肆师傅拉满版-风都」さんに心から感謝いたします。長沙モーカの会場内のライティングは実は非常に雑多で、来場者の人流も凄まじかったのですが、彼のスナップ撮影は非常に的確でした。特に寒色系の主光源(キイライト)の使い方が絶妙で、ウィッグのハイライト、天使の輪、そしてパールネックレスの質感を綺麗に際立たせ、写真集全体に柔らかく、凛とした、仙気(神聖な美しさ)に満ちた空気感を自然と纏わせてくれました。
ポージングの設計においては、ただ直立して立ち止まるようなポーズを避け、3枚目の写真では両手を広げ、頭部の羽の装饰と連動させることで、今にも翼を広げようとする躍動感を演出してみました。一方、4枚目と5枚目のコンパクトミラーと口紅を手にしてメイク直しをしている瞬間は、慌ただししい会場内でキャラクターが静かに自分を整えている一幕のようで、こうしたアクションのほうがより生き生きとナチュラルに見え、イベント写真にありがちな硬さを打破してくれます。メイクの美しさをキープするだけでなく、このような高強度なアニメコンベンションのシチュエーションにおいて、いかに表情に「松弛感(リラックスした余裕)」を持たせるかも練習が必要なポイントです。
歌姫としてのロビンのセリフにある「鳥は生まれつき束縛されない」という言葉は、実は今回のオリジナル設定(私設)の衣装に込めた初志にぴったりです。白いドレスと羽のデザインは単に見栄えが良いだけでなく、あの軽やかさや解き放たれる感覚を表現したいという思いがあります。アニメコンベンションというオープンな環境ではありましたが、この衣装を身に纏ってレンズの前に立つと、確かに無意識のうちに背筋が伸び、キャラクターの持つあの優しく、エレガントで、かつ芯の強い内面的な特质をできる限り表現しようという気持ちになりました。
イベント写真はスタジオ撮影のように周囲のノイズを完全に排除することはできませんが、現場ならではのリアルなインタラクション感があるからこそ、かえってこの写真集に生き生きとした魅力が加わっています。今回のスタイリングは、ウィッグからドレスにいたるまで、すべてのアクセサリーのコーディネートにこだわりを注ぎました。最終的に長沙モーカで満足のいくイベント撮影写真の受け取りができたことで、これまでの準備期間がすべて報われたと感じています。写真を整理しながら、たくさんの新しいインスピレーションも得られたので、今後はさらにキャラクターへの表現力を磨き、このロビンのオリジナル設定(私設)がもたらすビジュアル体験をもう一歩先へと進めていきたいです。