この黒のレースロングドレスによる黒ドレスのオリジナルデザイン衣装を手にした瞬間から、ずっとCD29の2日目が来るのを心待ちにしていました。『崩壊:スターレイル』のロビンとして、今回は原案の華やかなドレスをあえて手放し、よりダーク&ゴシック美学のあふれる黒のオフショルダーロングドレスを選びました。ハイリットのカッティングにポインテッドトゥの黒いハイヒールを合わせることで、脚のラインを視覚的に美しく引き伸ばし、腕にたっぷり重ねた黒レースのアームカバーがどこかシアーで軽やかなニュアンスを添えてくれます。
頭上のトレードマークである黄色いヘイロー(光環)は、細い糸を使って精密に浮遊固定する必要があり、両サイドのグラデーションが美しい白と浅紫の羽の翼は小ぶりながらも装着角度が非常に試されました。この「破滅の天使」のようなオリジナルデザインのニュアンスに合わせ、メイクにはあえて冷色系のベースメイクとライトグリーンのカラコン、ダークカラーのリップグロスを選びました。小道具(プロップ)に関しては、純黒のレース折りたたみ扇子が雰囲気を一段と高め、手首にあしらった赤いバラのコサージュが、モノトーン寄りのスタイリングの中で一際目を引くアクセントとなり、画面にストーリー性の緊張感をもたらしてくれました。
イベント会場内は大混雑していましたが、カメラマンの沈清鳶氏は角度を探すのが非常に巧みでした。大口径レンズと望遠レンズを駆使し、背後の雑多な人混みやインダストリアルなコンクリート会場の背景を見事にボカし、視線の焦点を私の半身や全身のポージングへしっかりと固定してくれました。一番嬉しかったサプライズは、阿汜氏の小鳥のぬいぐるみをお借りできたことです。同モデルのコットンドール(ぬいぐるみ)を胸に抱いたり、足元のコンクリート床に置いたりすることで、人形と人物の同枠(ツーショット)によるギャップ萌えが生まれ、現場の二次元の空気をより一層濃密なものにしてくれました。
撮影中は手にした折りたたみ扇子のアングルや身体の重心を絶えず微調整する必要がありました。特にポインテッドトゥのハイヒールは多少の快適さを犠牲にしたものの、ロビンというエレガントなキャラクターならではの圧倒的なオーラを引き出してくれました。カメラへ手を伸ばして誘うポーズ、顔を半分隠したミステリアスな表情、そしてぬいぐるみを抱いて優しく見つめ合うカットなど、いくつかのポーズを通じて画面の中の自分自身が「己の美を咲かせる」という世界観に完璧に寄り添えるよう努めました。
たった一日であっても、賑やかなイベント会場でこのような黒ドレスのオリジナルデザインの装いでロビンというキャラクターを表現できたことは、私にとって非常に特別な体験となりました。衣装、羽、ぬいぐるみ、ヘイロー(光環)といった実物のプロップやドレスには、このキャラクターと二次元世界への深い愛が込められています。将来またこのスタイリングを纏い、より素晴らしい光と影の下でイベント撮影の思い出を残せることを楽しみにしています。