今回のロビン コスプレの夏の水着衣装の撮影では、あいにくの天気で雨が降り出してしまいました。抜けるような青空だった屋外プールは、あっという間に厚い雲に覆われ、雨粒が水面を叩いて波紋を広げていきました。当時は「この撮影は本当に続けられるのだろうか」と心の中で不安に思っていました。しかし思い直してみると、雨や曇りの日にはそれならではの良さがあります。こうした天候下では、光が天然の拡散光となり、眩しい直射日光がなく非常に柔らかい光線になります。透明感のある肌や繊細な陰影を表現するプール撮影において、これはかえって嬉しいサプライズとなりました。
1枚目の写真は水辺に立って撮影しました。片足立ちのポーズは一見軽やかに見えますが、濡れて滑りやすいプールの縁で足先でしっかりと地面を掴んで重心を保たなければならず、体幹とバランス感覚が強く試されました。同時に身体の美しい曲線を引き出せるようアングルを調整しました。背後のスカートの裾は実はかなり重みがあり、風の力とシャッターチャンスを捉えるスナップ撮影を頼りに、あのふわりとなびく躍動感を表現しました。小道具面では、頭上の光輪や耳元の小さな羽の翼を髪の間に固定する必要があり、雨粒が当たるたびに滑り落ちないか常に心配でした。雨脚が強くなる前に急いでこの一連のポーズを撮り終えようと必死でした。
2枚目の写真は、プールサイドのラタン調ビーチベッドに座り、あの巨大な青と白の浮き輪を抱きかかえるカットです。この写真の難しさは手と脚のポーズの連動にありました。脚を前へと伸ばし、つま先をピンと伸ばす姿勢はかなり力を入れる必要があり、そうすることでレンズ越しにすらりとした美しいラインが生まれ、もたついて見えるのを防ぎます。浮き輪を抱えながら頭を少し傾け、カメラを見つめることで、バカンスを満喫しているようなリラックス感を演出しました。しかし実際の撮影現場では、雨天の強風で寒さに震えながら呼吸を整えるのに必死で、優雅な座り姿を維持するために腹筋や腰回りをずっと引き締め続けていました。
ディテール面において、この衣装には多くの見どころがあります。白いトップスには繊細なビーズのタッセルがあしらわれ、柔らかな光の下で上質な質感を放ちます。合わせたダークブルーのシースルースカートの裾が水面に垂れ、プールの水の色と見事に呼応して青系の統一感を生み出しています。腰元の黄色い向日葵の布花も目を引くアクセントです。ブルーのウィッグも曇り空の下で派手になりすぎず、むしろ透明感のある自然な印象を与えてくれました。
今回のヘアメイクも非常にこだわり、赤いアイシャドウに淡いブルーの瞳を合わせることで、曇天の光の中で瞳に神秘的な輝きが宿りました。全体的なカラートーンは広面積の青と白、そしてほんの少しの黄色による青系でまとめられています。ロケ撮影だったため、背景のプールの水、遠くの緑、そして空がすべて青緑のトーンを帯び、そこに溶け込むことで素晴らしいビジュアルに仕上がりました。雨天特有の柔らかな光感と、ポージングへの細やかなこだわりこそが、このプール撮影作品における最大の魅力になったと感じています。