今回のSHOUTツアー広州公演が無事に幕を閉じました!バンドのベーシストとして、「銀河戦艦」というコンセプトをライブステージ上で完璧に表現できたことは、私にとって最高に刺激的で胸が高鳴る体験でした。演奏者としての個人的な視点から言えば、今回のセットリストはプレイヤーの総合的な実力を極めてシビアに試す構成でした。息をつかせぬ高強度の演奏セクションが連続し、ドラムの連打は濃密で、ギターのディストーションも深く歪んでいました。こうした激しい音場の中でもベースの輪郭をクリアに際立たせ、粒立ちの良いアタック感を残すため、リハーサルの段階からエフェクターとアンプのセッティングを何度も試行錯誤しました。中音域(ミドル)をわずかにプッシュし、高音域を適度に削ることで、ボトムの低音がバンド全体の土台を揺るぎなく支えられるように調整しました。ステージ上のモニタリング環境はやや複雑で、返し(モニタースピーカー)から聴こえる各楽器の音量バランスに慣れるまで少し時間を要しましたが、幸いにもメンバー同士の息はぴったりで、細部が完全に聴き取れない瞬間があっても、視線と呼吸のリズムだけで完璧にフレーズを紡ぎ切ることができました。
本番中、ビートに乗って少し身体の力を抜けるグルーヴィーなパートもありましたが、その心地よい脱力感は束の間で、直後には怒涛のように畳み掛ける激しいクライマックスへと突入します。この緩急の切り替えは、体力と集中力の限界を試されるものでした。ステージ上では時に階段に腰掛けてベースを弾く場面もありましたが、この姿勢はベーシストにとって実はかなり窮屈で、腰の体幹をしっかり引き締めなければならず、左手の運指の角度も大きく変化します。さらにステージ衣装への配慮として、座った姿勢でオーバーニーソックスやミニスカートのシルエットが崩れないようステージ上でも絶えず身だしなみを意識し、華やかなビジュアルを保ちつつ演奏の安定性を損なわないよう気を配りました。ヘッドに取り付けたピンクのくまのぬいぐるみはお気に入りのワンポイントで、激しいストロークやジャンプに合わせて揺れる姿が、重厚なラウドサウンドのトゲを程よく和らげてくれました。
今回の出演陣は非常に特別で、異なるバックグラウンドを持つ動画配信者(UP主)たちが一堂に会し、同じ楽曲を解体・再構築すること自体が極めて力強い表現力を持っていました。キーボードの先生がステージで陶酔しながらピッチベンドを操る姿、スポットライトを浴びて凄まじい爆発力を放つボーカル、そして揺るぎない安定感でビートを刻むドラマー――ベーシストとして、こうした最高の音場の中に自らの居場所を見出せることは、何物にも代えがたい安心感がありました。言葉を多く交わさずとも、一つのビート、一つのコード進行だけで瞬時に通じ合える確かな絆がありました。
「銀河戦艦」の仲間たちを引き合わせてくれた雲神に心から感謝しています。多彩なクリエイターたちと手を取り合って一つの音楽を紡ぐという刺激的な化学反応は、本当に得難い貴重な時間でした。かつて他の街でライブを観客として観ていた頃から、ステージ上での圧倒的なカリスマ性に強く憧れていました。今回、リーダーとしてこのプロジェクトに私を招き入れてくださったことには深い感動を覚えました。様々な困難や波乱を乗り越え、再びステージを心から楽しんでいる姿を目の当たりにして、これこそが『バンドリ!』が与えてくれる前進の力なのだと確信しました。
強い照明が降り注ぐと客席の一人ひとりの顔までははっきり見えませんが、無数に揺れるペンライトの輝きやスマートフォンの画面の光、そして皆様の熱い歓声は肌にビリビリと伝わってきました。日常やコミュニティの中で時に様々な葛藤があったとしても、ステージで音を重ねたこの数時間だけは、純粋な音楽と会場を揺るがす轟音だけが何よりも真実でした。爪弾く一音一音、刻むビートのすべてが、客席の皆様との大切な対話でした。
これから「銀河戦艦」はさらなる都市へとツアーを続けていきます。一回一回の公演で最高のコンディションを発揮し、より重厚で芯のある重低音と、魂を込めた熱いライブステージを会場に駆けつけてくださるすべての仲間たちに届けていきます!