今回のChinaJoyでは念願のメディア専用ゲートから入場でき、長蛇の列に並ぶことなくスムーズにインできました。公式提携メディアとして参加する高揚感は格別で、撮影準備にもじっくりと時間を充てることができました。今回は『ゼンレスゾーンゼロ』のエレン・ジョーと『崩壊:スターレイル』のロビンという、テイストの全く異なる2つのスタイリングに挑戦。10年通い続けているCJですが、立場が変わるたびに新たな感動と刺激に出会えます。
まずはエレン・ジョー コスプレから。赤と黒のコントラストが効いたジャケットにクロップド丈のインナー、ボトムスにはデニムショートパンツとレッグリングを合わせ、象徴的なサングラスと大型のプロップガンを装備しました。会場内では熱がこもりやすいかと心配していましたが、ブースのライティングを浴びた瞬間の絵作りは抜群で、驚くほど高い打率でベストショットを量産。重量のある大型武器を構えて静止するポーズは体幹の筋力を要し、息を整えながらクールでキレのある気迫をレンズへぶつけました。足元には白ソックスとスニーカーを合わせ、ブースの黄色いバックパネルの前で鮮烈な視覚的インパクトを放ちました。
一方のロビンの装いは打って変わって幻想的な世界観。淡いトーンのウィッグと優美なドレスに寄り添い、柔らかく繊細な所作を意識することで、先ほどの銃を構えた鋭い佇まいと見事なギャップを描き出しました。現場のカメラマンの皆様とも息がぴったりで、画角の選定から目線の誘導まで驚くほどスピーディーにシンクロ。展示ホールでの撮影において最大の鍵となるのは「光の確保」です。ブース特有の強いトップライトは顔に不自然な影を落としやすいため、サイド光や反逆光が綺麗に回るポジションを丹念に探し回り、納得のいく透明感ある一枚へと結実させました。
また、黒と赤が基調のゴシック調ドレスに黒ストッキングとヒールを合わせたコーディネートは、ダークで気品ある独特のオーラを醸成。重層的なスカートの裾を踏まないよう移動には注意を払いましたが、ヒールを履いてポーズをとった瞬間にすらりと伸びる脚のラインが際立ち、会場の赤黒背景と相まって最高の空気感を演出してくれました。
10年間にわたりイベントの変遷を見守り、かつての一参加者からプレスパスを胸に各ブースを巡る現在に至るまで、衣装の細部へのこだわりやカメラの前での表現力は大きく洗練されたと実感しています。現場のカメラマンの方々の技術も素晴らしく、構図や色彩について熱心に意見を交わし合う共同作業の時間は至福のひとときでした。来年もまた皆様と共に創作を重ね、ChinaJoyの地でさらに進化した魅力的な二次元撮影作品を刻んでいけることを楽しみにしています。