今回撮影の準備をしたのは、Ave Mujicaのメンバー5人による純白系ドレスをテーマにしたお茶会です。重苦しくシリアスな雰囲気をあえて追求するのではなく、キャラクターたちがリラックスした午後のひとときに集まるシーンを表現したいと考えました。この同系色のレトロな白ドレスを5着揃えるために事前交渉を重ね、キャラクターごとにフリルの重なりや、すっきりとしたネクタイと白シャツのラインなど、衣装のシルエットに細かな違いを持たせています。
撮影当日は一日近くスタジオで過ごしました。Alma瑪氏のスタジオは採光がとても良く、特に掃き出し窓からの自然光が白いレースやウィッグに当たると、一気に質感が際立ちました。帽子や髪飾り、エルフ耳の固定はクリップやウィッグネット頼みで、厚底ブーツを履きながら自然なポーズをとるのはなかなか大変でした。小道具もこだわっており、青髪と白髪のキャラ用に黒のベルベットリボンを用意し、純白の衣装と強い視覚的対比を作ることで構図上のアクセントにしました。
お茶会といえばティーセットとお菓子は欠かせません。いちごケーキや、きゅうりのフレーバーウォーター風のドリンクをあえて並べることで、日常的な小物が世界観への没入感を高めてくれました。撮影中はお互いに前の人のドレスの裾を整えたり、帽子のリボンを直したりと自然なやり取りがたくさん生まれました。5人全員での合わせ撮影で一番難しかったのは、全員が快適で構図としても美しい配置を見つけることでした。ソファの前列に座る、後列に立つ、ピアノの横に並ぶなど、様々なパターンを試しました。
今回の靴の合わせも面白く、厚底の白ブーツ、メリージェーン風デザイン、ショートソックスにリボンがついたスタイルなど様々でした。一見エレガントですが、動きが少し大きくなるとスポーティーな厚底の靴底が見えてしまい、そのギャップがとても可愛らしかったです。集合写真では作り込まれすぎたポーズ感を出すのを避けたかったため、5枚目の写真ではお茶を飲んだりお菓子を食べたりするリラックスした動きを取り入れ、おしゃべりしている一瞬を切り取ったような雰囲気に仕上げました。
また、今回のウィッグの再現度も抜群でした。レイクブルー、生成り、ミントグリーン、ラベンダーパープル、そしてクラシックなバイカラー。統一された白い衣装の中でもキャラクターが混同しないのは、髪色による明確な描き分けのおかげです。一日中集中して高いチームワークとライティングへの協力を示してくれたコスプレイヤーの皆さんに心から感謝します。原画の光と影が非常に素晴らしかったため、レタッチは最小限で済みました。この投稿が今回のMujicaお茶会のささやかな記録となれば幸いです。気のおけない仲間たちと満足のいく集合作品を作り上げられたこと自体、本当に楽しい思い出となりました。