今回の白虎娘をテーマにした作品は夏から企画を進め、伝統的な中国風の要素と二次元ならではの獣耳娘の魅力をいかに融合させるか模索を重ねました。SNSの審査で幾度か弾かれるなど公開に至るまで苦難の連続でしたが、完成した作品を目にしてすべての苦労が報われたと感じています。
衣装には上品な光沢を放つ生地を使用した黒の改良チャイナドレスを採用し、襟元の金色のパイピングやチャイナボタンの細部まで徹底的に作り込みました。キャラクターの個性を引き出すため、もふもふとした白い獣耳と巨大な白尾をプラス。尻尾には赤い組み紐と鈴を結び、歩くたびに愛らしく揺れる演出を施しました。白ストッキングのコーディネートは美脚ラインを際立たせつつギャップ萌えを演出し、足首に結んだ赤い紐と鈴が白いレッグラインに鮮やかなアクセントを添えています。ロケーションには透かし彫りの木製建具や藤椅子、垂れ下がる紅葉が彩る重厚な中国風の室内を選び、画面に豊かな色彩のレイヤーを構築。カメラマンさんはローアングルのアオリ構図を駆使し、深いスリットから覗く白ストッキングの脚長効果を最大限に引き出してくれました。手にしたキセルを軽く回す仕草で、気だるげでありながら凛とした覇気を表現。硬い椅子の上で脚を組み続ける姿勢は体幹の持久力を大いに要しました。
白髪ウィッグを自然にふんわりとセットし、特注の大きな鈴を配置。薄手のチャイナドレスでも大胆にポージングできるようインナーの安全対策を万全に施しました。メイクでは目元のラインを鋭く強調し、柔らかな尻尾との絶妙なコントラストを創出。紅葉と木製家具が『虎嘯風生』の勇壮かつ雅やかな世界観を見事に引き立てています。アオリ撮影で姿勢を美しく見せるため、背筋を伸ばし肩を開き、足先まで意識を張り詰めてテイクを重ねました。現像では肌の質感や光影を微調整し、毛並みのふわふわ感と白ストッキングの軽やかさを追求。凛々しさと愛らしさを兼ね備えた白虎娘の魅力を余すところなく捉えた、充実の二次元撮影記録となりました。