【チェン・センユーコスプレ】剣を振るい果てを目指す、アークナイツ:エンドフィールドの洗練されたタクティカルテックウェア - 1 枚目
【チェン・センユーコスプレ】剣を振るい果てを目指す、アークナイツ:エンドフィールドの洗練されたタクティカルテックウェア - 2 枚目
【チェン・センユーコスプレ】剣を振るい果てを目指す、アークナイツ:エンドフィールドの洗練されたタクティカルテックウェア - 3 枚目

大剣を手に取った瞬間、『アークナイツ:エンドフィールド』のチェン・センユーのスタイリングを見返して、かなりの達成感がありました。今回の全体的なスタイリングは入念に準備を行い、衣装のカットから小道具のディテールに至るまで、ゲームの立ち絵にあるようなスマートな切れ味を追求しました。

まずはこの長剣の小道具についてですが、想像以上に手応えのある重量感でした。完全ハンドメイドの組み立てに内部補強構造を加えたおかげで、手にして振るった時の重心の位置が非常に良く、頭重脚軽(トップ重さ)を感じないため、様々な戦闘ポーズを取るのに大いに役立ちました。手袋のディテールも抜かりなく、指先部分を薄めに処理したことで、柄を握ったときの手応えがダイレクトに伝わり、撮影時の動作の滑らかさを損ないません。このアークナイツ コスプレをやると決めるずっと前から、ゲームの設定画を何度も見返し、特に衣装の切り替え構造や武器の構造について詳細なメモを取っていました。

衣装の生地選びでは、控えめな光沢とマット感を両立した近未来的なテック感を再現するため、いくつもの生地市場を巡り、最終的に厚みがありつつもパリッとした形状を保てるシアン系の複合生地を選び出しました。アウターのシアン色と袖口のグレーの切り替えデザインが非常に目を引き、ハイネックのインナーとジャケットのしっかりとした肩のラインが相まって、上半身のシルエットを見事に引き締め、とても凛とした印象を与えてくれます。スカート部分は動きやすさを重視して柔らかめの素材を採用しました。ウィッグに関しては、黒髪に混ざる白のメッシュ(ハイライト)が魂とも言えるポイントで、このレイヤー感と絶妙な無造作感のあるデザインが、頭頂部のホログラム反射を放つ黒い折れ角(ツノ)と合わさることで、一目でキャラとわかる存在感を放ちます。ブーツはロングの黒革仕様で、ミニスカートと合わせることで脚長効果を視覚的に引き立て、靴口の特殊なスリットデザインと金属バックルが、タクティカルテックウェアらしい洗練さを醸し出しています。

撮影中、フォトグラファーさんは光と影の捉え方が非常に巧みで、ライティングが当たると、黒い大剣と自分の姿が背後の壁に鮮明なシルエットとして投射され、一気に緊張感と迫力が生まれました。キャラクターのオーラを表現するため、視線や顔の角度を何度も微調整し、冷静で集中した状態を維持するよう心掛けました。スタジオのライトは熱く、衣装の保温層も手伝って少し撮影すると汗をかきやすくメイクへの試練となりましたが、幸い今回はベースメイクをしっかり仕込んでいたため、ややクール系のアイメイクと相まって、清らかでクールかつ揺るぎない雰囲気を演出できました。

カメラマンさんとの息もぴったりで、大剣の長さを利用して画面に奥行きを持たせる見せ方を誘導してくれ、私も笑いそうになるのを耐えながら、微細な表情の変化でキャラクターの個性を表現しようと努めました。公式の設定画と見比べながら、高貴で少し強気な表情を再現できるよう心掛けました。実は衣装には細かなディテールが多く、腰のメタルチェーンやジッパーの形状、スカートの裾にうっすら浮かぶテクスチャーなど、これらのパーツが動いたり振り返ったりする際に全体へ重厚感と質感を与えてくれます。ただ、唯一の難点は衣装の防シワ性が低くお手入れが大変だったことで、撮影中も常にシワを整えることに気を配る必要がありました。

ロケやスタジオ撮影を行うコスプレイヤーの日常の中で、毎回キャラクターに対する新しい発見があります。チェン・センユーのデザインは華美で複雑なタイプではなく、洗練されたカッティングと無機質でクールなトーンによって魅力を発揮します。コスプレの本質は単に衣装を着替えることではなく、その世界観におけるキャラクターの存在感を表現することだと考えています。今回の写真はほぼ期待通りの仕上がりとなり、衣装のディテールを保ちつつ、タクティカルテックウェアスタイルの鋭い緊迫感も捉えることができました。撮影全体は少し疲れましたが、完成品を見ると本当にすべてが報われたと感じます。