今回挑戦したのは『アークナイツ』の血掟テキサスで、ずっと前から挑戦したかったスタイリングでもあります。黒い大衣、白いブーツ、獣耳と尻尾、そしてあのトレードマークの長剣。衣装一式の質感と重量は、実は想像していたよりもずっと重かったです。特に背中の剣架やマントの固定には苦労しました。画面の中にあの漂逸かつ颯爽とした躍動感を維持するために、撮影時は立ち位置やアングルを何度も何度も微調整しました。ですが、完成した写真のあの冷色系の空気感を目にし、レトロな柱時計や石膏彫刻と組み合わさることで、オペレーターが持つ、粛殺とした空気の中でも従容とした気質が見事に再現されていました。小道具のディテールにもこだわり、剣身のグラデーション塗装や鍔の紋様が、スタジオのライティング下で非常に美しい立体感(レイヤー感)を見せてくれます。この写真の光と影のコントラスト(明暗の分割)がとても気に入っています。片方は冷たい白のハイライト、もう片方は深みのある陰影となっており、シナリオにおける彼女の、寡黙でありながらも鋭さを失わない性格にぴったりです。女性オペレーター コスプレを愛する一員として、私のテキサス コスプレが最高峰とは言えないかもしれませんが、少なくともこのレンズの向こうでは、彼女の最もクールな横顔を全力を尽して表現したつもりです。カメラマンさんのスナップが非常に的確で、スカートの裾やマントが美しくなびく瞬間を最高の状態で切り取ってくれました。ウィッグのスタイリングから衣装の裁断にいたるまで、かなりのリサーチと準備を重ねましたので、アークナイツ コスプレの同好の皆さんにこの拘りが伝われば嬉しいです。