今回の撮影は『MyGO!!!!!』の聖地巡礼として池袋を選び、混雑のピークを避けるために朝4時にアラームをセットして出発しました。早朝5時の池袋の街並みは昼間の喧騒とは打って変わり、歩行者はほとんどおらず、早朝に動き出すまばらな車が見られる程度でした。このような静かな環境は没入感のある撮影にとって非常に貴重で、道路の中央や歩道橋の端に気兼ねなく立ち、アニメの構図に最も近いアングルを探すことができました。
今回演じたのは豊川祥子です。青いロングヘアの両サイドに白いリボンをあしらい、白いシャツの襟元には小さな黒のリボンタイ、ボトムスにはグレーと白のチェック柄プリーツスカート、白ソックス、黒のローファーを合わせました。出かける前、ウィッグのセットやリボンの位置調整にかなり時間をかけました。豊川祥子の髪型は一見シンプルに見えますが、前髪のカール感や両肩に落ちるサイドの毛束を丁寧に整えなければ、彼女らしい象徴的なシルエットが出せないからです。「白祥(春日影時代の優しい祥子)」という温もりと希望を感じさせる設定に合わせ、メイクも過度な濃い色味を排し、透明感のあるナチュラルさを意識して、爽やかで明るい日常感が画面から伝わるように仕上げました。
私たちは池袋の街を散策しながら、階段、高架橋の線路沿い、ミニチュアスポットなど、いくつかのロケーションを巡りました。早朝の光は非常に柔らかく、ほんのり青みがかったクールなトーンを帯びており、カメラマンさんの絶妙な構図も相まって、どの写真も情緒あふれる和やかな雰囲気に仕上がっています。ピンクの手すりのある高架橋に立ったとき、背景に伸びる曲がりくねった線路と遠くの高層ビルが日常の都市感を醸し出し、今にも電車が走り去る音が聞こえてきそうでした。撮影中はあえて作り込んだポーズを控え、普段の通学のように自然体で街を歩き、スマホを見下ろす瞬間や静かに遠くを見つめる一瞬を切り取ってもらいました。
この制服は軽やかで通気性が良く、ゆったりとしたライトグレーのカーディガンを羽織ることで、早朝の肌寒い空気をしのぐだけでなく、日常的な生活感をプラスしてくれます。白ソックスコーデにローファーを合わせ、池袋の階段や石畳を歩く感触はしっかりとしており、まさに女子学生のリアルな日常そのものでした。特に早朝のミニチュアパークでの撮影はお気に入りで、小さな木々やミニチュアハウスの模型に囲まれたロケーションが、青いウィッグのクールな色合いと相まって、まるで童話の世界に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出していました。早朝4時起きは確かに大変でしたが、誰もいない池袋の街でキャラクターの世界観に浸りながら撮影を行い、満足のいく再現度の高い作品を残せたので、すべての苦労が報われたと感じています。