CPSP上海でのイベント写真データを忙しい合間を縫ってようやく整理できました!今回は特に複雑な特撮エフェクト等の後期加工は行わず、撮って出しならではのフレッシュな透明感を前面に出しています。手に持った「助けて!私のアニキ(兄弟子)が!ぬいぐるみに!なっちゃった!」という自筆のメッセージボードは、まさにこの『剣網3』純陽コスプレに対する私の解釈のすべてが凝縮されています。なんと言っても当日の撮影行程は始終、腕にギュッと抱きしめたぬいぐるみとの知恵比べ&格闘だったのですから。
まずはこの衣装の構造からお話ししますね。基調はクリーンな青と白のカラーリングで、道士や流派のクラシカルな装いとして、会場内を歩き回ってもシルエットが崩れにくい張り感のある生地を選びました。頭の両側にある大きな白いポンポンと垂れ下がる青いタッセルが、元々は英気のある装いを一気に愛らしい方向へと引き寄せています。袖は切り替えデザインの広袖で、外側の青い生地にはダークカラーのパイピングが施されており、インナーの白シャツと重ね着することで瞬時に立体感が生まれます。
ボトムスのミニスカートのデザインは、歩く際に脚のラインを美しく見せてくれ、足元に装着した小さなポンポン付きの青いレッグウォーマーと相まって、会場のライティング下で抜群の存在感を放ちます。商標たる最大のハイライトは何と言っても背中に背負った竹編みの背負い籠(竹籠)です。最初は籠自体の重さに加えて内部の装飾品もあり、人混みの中で他のコスプレイヤーさんにぶつからずに安定して固定する方法に苦労しました。ですが最終的に尻尾と一緒にしっかり体に固定した甲斐があり、特に屈んだり横を向いたりした際、籠の中から白い霊獣のぬいぐるみがちょこんと頭をのぞかせ、おでこに貼られた青いお札も相まって、画面が一気に生き生きと躍動しました。
撮影当日のスケジュールはなかなかタイトでした。こうした大型インドア展示会では、天井からのトップライトによる光の位置が複雑で、カメラマンの瞬発力とレフ板での補光の腕が強く試されます。ぬいぐるみを抱えて立つ3枚目の全身カットを撮影した際、背景の通行人をうまく交わすことができ、ローアングルの構図によって私の黒髪ロングとポンポンのヘッドドレスが画面上でとても奥ゆかしく表現されたのを覚えています。異なる4つのポーズの写真の中で、私がいちばん気に入っているのは実は2枚目の文字盤を掲げて地面に屈み込んでいるカットです。首をかしげた困惑気味の表情が、「兄弟子がぬいぐるみになった」というシュールでコミカルなキャラクター設定と相まって、物語性に満ちた1枚になりました。
竹籠を背負うのは体力を使い、屈んでは立ち上がる動作の繰り返しで腰がかなり痛くなりましたが、当日は親切で礼儀正しい来場者の皆様にたくさん出会えて救われました。ぬいぐるみの入った竹籠に興味津々で、中にいる「ぬいぐるみ化された兄弟子」にわざと話しかけてくれたりと、こうした没入感のある参加型体験こそがコスプレの最も魅力的な部分だと実感しました。撮影場所周辺の床がダークグレーでほのかなリフレクション効果を持っていたため、後期トリミングの際も画面の重心を人物へスムーズに集中させることができました。
メイクに関しては、ナチュラルでありながら血色感を高めるアイメイクに、ほんのりコーラルピンク系のチークを合わせ、生き生きとした表情を演出しました。衣装自体の仕立てが比較的シャープなので、濃すぎるメイクは流派の持つ軽やかで洒脱なイメージにそぐわないと考えたからです。これは華風や仙侠要素のある衣装を着こなす際のアドバイスでもあります。
会場内の実際の照明下では、この青白の衣装は色白の肌よりも一段と明るく見えますが、完成した写真ではカメラマンが肌色とホワイトバランスを非常に心地よく処理してくれました。屈み姿、立ち姿からポージングの試行まで、どの画面構成も衣装の前後左右のディテールが際立つよう配慮されています。特に拳を軽く握って頬の横に添えるポーズは、一見楽そうに見えて可憐で無邪気な雰囲気を維持するために、腕の筋肉を使って密かに全身のバランスを支え続けていました。
最後に、撮影中に爆笑してカメラを揺らしそうになっていたカメラマンさんを褒めたいと思います!あの手書き看板を持っている時、写真を見る人だけでなく現地にいた私たち二人もシュールなテキストに笑いが止まらなくなり、大真面目な表情を保つのが大変でした。ですが完成したカットは期待を遥かに上回る素晴らしい出来栄えでした。一日中竹籠を背負った過酷な運動量でしたが、CPSP上海でこのようにネタ感と繊細なディテールが両立した『剣網3』純陽のイベント写真を残すことができ、心から宝物と言える思い出になりました。