帰国後まっ安全に上海セルフ写真館へ足を運び、『原神』キャラクターのコスプレを2本立てで撮影!一日中ノンストップで撮影し、国内コスプレ業界のクオリティの高さに圧倒されました。コメント欄で「国内のセルフ写真館はクオリティの競争が激しい」と聞いていたものの実感はありませんでしたが、実際に体験してみてこの「次元違いのクオリティ」は決して誇張ではないと痛感。1日で獣耳を持つ躍動感あるキャラと、ピンク髪の伝統的な和風スタイルのまったく異なる2つの世界観を撮影しました。プロ仕様のセット設営はもちろん、ライティングや機材の効率性も抜群で、まるで本格的なコマーシャル撮影をしているかのような感覚でした。
まずはティナリコスプレについて。このキャラの難所はウィッグとアイメイクの調和で、緑のメッシュと緑のカラコンをスタジオ照明下で透明感をもって見せるのは簡単ではありません。当日のカメラマンさんが非常に頼もしく、バイカラー(双色温)の補助光と緻密なライティングを駆使し、みずみずしい自然感と生き生きとした瞳の透明感をみごとに切り取ってくれました。深紺色のベース衣装に大きな黄色の花飾り、不均一な裾のカットなど、ディテールが問われる一着です。インドア撮影だと硬い印象にならないか心配でしたが、完成した写真は3枚目のロープが張られた桜の木の下からのローアングル構図を含め、最高の空気感が醸し出されていました。
こうしたローアングル(見上げる角度)の撮影は、コスプレ撮影でよく用いられるテクニックで、スタイルをすらりと見せ、視覚的なインパクトを与えるとともに、背景の木造建築と相まって素晴らしいカットが生まれます。また、国内のセルフ写真館の自由度は非常に高く、さっきまで桜の木の下で屋外風のロケーションを撮っていたかと思えば、次は一転してeスポーツエリアへ。5枚目の写真はゲーミングチェアに座って休憩している際のスナップで、リラックスした状態でデュアルモニターの青いアンビエントライトを浴び、デスクに足を載せた一瞬です。日常的でありながらサイバーパンク感漂うセットへの切り替え効率が驚くほど高く、適当に撮ってもサマになります。
続いて衣装をチェンジして八重神子 コスプレへ。このキャラはメイクとヘアセットの立体的なグラデーションが鍵となります。ピンクのウィッグに豪華な金色の髪飾り、そしてウエストを強調した大胆な衣装デザインにより、一瞬で自信に満ちたクールで優雅なオーラへ変わります。撮影では和風の引き戸を背景に選び、ローアングルと前ボケの手の動作を組み合わせることで、鋭く凛とした眼差しを収めることができました。鮮やかな赤の衣装と背景の木目が引き立て合い、高級感あふれる色彩美を実現しています。
国内セルフ写真館の衣装・メイク・小道具・ロケーションの完成度には、帰国して体験したコスプレイヤーとして心から感動しました。かつてはロケ地を探し、ライティングを組み、カメラマンを個別で手配するという煩雑で疲弊するプロセスが当たり前でした。しかしここでは、あらゆるロケーション、照明、小道具までが完璧に整えられたステージとして用意されています。メイクと衣装を整えてファインダーの前に立つだけで、あとはシャッター音を楽しむだけ。ゲーミングチェアでくつろぐ5枚目の写真でさえ、構図と光の計算が行き届いており、捨てカットが一切ありません。
いわゆる「次元違い」とは単なる機材の贅沢使いではなく、業界全体のプロセスが極めて高度にプロフェッショナル化されていることだと強く実感しました。細部へのこだわりと情熱によって、コスプレ体験全般が非常にスピーディーで楽しいものになります。最終日に2着分の撮影を詰め込み体力的にはハードでしたが、原画(未補正写真)を確認した時の達成感は言葉になりません。メイン写真の公開後は、当日のセルフ写真館のメイキングVlogも編集して投稿する予定です。従来の硬苦しい撮影概念が完全に打ち砕かれました。完成品が楽しみですし、今後もこうした没入感あふれる撮影空間をぜひ体験したいです!