今回の『アークナイツ』の聖聆・初雪 コスプレの撮影は国博の屋外エリアで行いましたが、午後4時の人出は非常に多く、背景は一面の人影で撮影には一苦労しました。カメラマンさんはこの混雑に対処するため、「顔が綺麗に写ればアングルは問わない、大切なのは表情と感情のニュアンスを捉えること」とその場で撮影方針を決めてくれました。そのため、今回の写真はほぼすべてクローズアップとバストアップの構図になっています。紫のトップスに軽やかな青のショールを合わせた衣装は、自然光の下で素晴らしい質感を放っていました。銀白色のウィッグにふわふわの獣耳、額のサファイアアクセサリー、そして茶色のレザーベルトと木製ビーズネックレスが相まって、全体的に奥行きのある立体感が生まれました。ただ屋外の人通りが多すぎたため、スカートの裾を整えたり人が途切れる隙間を探したりするのにかなりの時間を要しました。足元の茶色のブーツは歩きやすく、風になびくスカートのフリンジと手にした黒い鈴の小道具が調和し、撮れ高は予想以上に素晴らしいものとなりました。
賑やかな撮影環境ではありましたが、カメラマンさんはアップの撮影に真摯に向き合ってくださり、光の当たり具合を何度も調整しながら、自然光を活かして目力と感情の宿ったカットを撮影してくれました。2枚目のアップ写真はカメラをまっすぐ見つめるアングルで、個人的に一番のお気に入りです。カメラマンさんの絞り値と背景ボケのコントロールの上手さに助けられました。撮影中はほとんどの時間、鈴を掲げてポーズを取り、風が羽織りを揺らす瞬間の動きを捉えました。全身写真はあまり多く撮れませんでしたが、混雑したイベント会場の外でこれほどクリアで美しいクローズアップのイベント写真を残せただけで大満足です。レイヤーとして大混雑の屋外に立つ際、最も重要なのはコンディションを保ち、カメラマンと息を合わせて最適な光を見つけ、キャラクター本来の気品をレンズ越しにしっかりと届けることです。イベント写真の醍醐味はまさにその瞬間のリアルな姿を記録することにあり、撮影は少し疲れましたが完成した写真を見て本当に嬉しく思いました。