今週末の夜を2回使って、新世界城で開催された『NEEDY GIRL OVERDOSE』のポップアップストアへ遊びに行ってきました。しばらく超絶最かわ天使ちゃん(超絶最かわ天使ちゃん コスプレ)を出していなかったので、このポップアップ企画を知った瞬間にクローゼットから一式を引っ張り出してきました。このナース服は随所に細やかなこだわりが詰まっており、身頃には角度によって七色の光彩を放つホログラム生地を採用。会場の様々な照明を浴びるたび、オーロラのようなニュアンスを帯びた白が美しく浮かび上がります。襟元のピンク×水色のリボンや、ウエストで圧倒的な存在感を放つ大きなピンクのハート型バックルは、スタイリング全体の核となる大切なポイントです。ふわふわ感とデジタルなサイバー感を両立させるため、頭上のダイナミックな螺旋ツインテールリボンも念入りにセット。外側にはオーロラ調のホログラム素材を用い、内側に針金を仕込むことで、撮影アングルに合わせて現場で自在に美しいカーブを作れるように工夫しました。
今回は同じ衣装を纏った手のひらサイズのぬいぐるみ(綿花娃娃)も連れて行きました。お揃いのナースキャップと青ピンクのリボンを身につけた小さな相棒を両手で抱えると、レンズ越しに自然なインタラクションが生まれ、とても映えるカットをたくさん残せました。メイク面では、ヤンデレ感と可憐な愛らしさが同居する世界観を表現すべく、高発色なライトブルーのカラコンをチョイス。目元の彫りを強調しつつ目頭に大粒のラメグリッターを散らし、広めにぼかしたチークにみずみずしいリップグロスを合わせて、納得のいくドーリーな仕上がりに整えました。
ポップアップ会場はピンクを基調としたキュートな空間で、絆創膏や十字、ハートのモチーフが至る所に散りばめられ、『NEEDY GIRL OVERDOSE』の世界観そのものでした。ただ正直なところ、現場の照明環境はかなり手強かったです。トップライトが強いため顔に影が落ちやすく、アクリル製の背景パネルの反射にも悩まされました。納得のいく仕上がりを目指し、限られたスペースの中でベストなアングルを必死に模索しながら複数のポジションをテスト。今回は混雑とスペースの都合で全身のダイナミックなポージングが難しかったため、単焦点レンズを用いてバストアップや寄りカットを中心に構成し、ぬいぐるみを抱えた愛らしい所作を多めに取り入れました。
写真映えは抜群なものの、ホログラム生地は通気性が控えめで長時間着ていると熱がこもりやすく、ボリュームあるウィッグや複雑なリボンパーツも相まって頭部にはしっかりとした重みがありました。それでもモニターに写る完成度の高い写真を見た瞬間、すべての苦労が心地よい達成感へと変わりました。次回イベントやポップアップに足を運ぶ際は、ムラのある会場光をカバーできるよう小型のLEDライトを持参しようと思います。現像では肌色とコントラストを微調整し、肉眼で見たままの淡いマカロンカラーを丁寧に再現しました。駆け足での撮影となったものの、大好きな空気感を存分に楽しむことができました。コミコンやポップアップのような複雑なマルチ光源下での撮影は、レイヤーとカメラマンさんの阿吽の呼吸が試されます。とりわけ白の面積が大きい衣装は、露出のコントロールを誤ると繊細な生地の質感が白飛びしてしまいがちです。今回のレタッチではハイライトをわずかに抑え、衣装のエッジを彩るホログラムの煌めきやバックルのプラスチック感をしっかりと引き戻しました。小さなぬいぐるみも手元の所在なさを解消してくれるだけでなく、画面に物語性と色彩のアクセントを添える素晴らしい相棒となってくれました。短い撮影時間ながらお気に入りの作品を残すことができ、今後は白ホリスタジオなどで改めて撮影を行い、さらに尖ったエレクトロニックな世界観の表現にも挑戦してみたいです。