今回はカメラマンの@Mirrow 先生とスムーズにタッグを組み、東風谷早苗 コスプレの屋内夜間撮影と屋外日中ロケの混合企画を完成させました。事前のスタイリング準備から現地の撮影にいたるまで、全体のテンポが非常に緊密で、キャラクターの特徴と目の前に広がる満開の桜の景色を融合させることができ、今回のコラボレーションの仕上がりにはとても満足しています。
スタイリングのディテールについてですが、今回のミントグリーンのウィッグはキャラクターの特徴に合わせて専門的にカットされたもので、頭頂部はふんわりとさせ、両サイドの前髪は不規則なパッツンシャギーの形態に仕上げました。これに高彩度で透明感のあるブルーのカラコンを合わせることで、画面の中で目元の識別度を非常に高めることができています。ベースメイクはキャラクターの肌質感にできる限り近づけ、顔のくすみを抑え、暖色系のピンクのリップを合わせることで、夜間のストロボの下でも人物が白飛びしすぎないようにしました。
衣装に関しては、原作設定のカラーコーディネートを重視して再現しました。襟元の白い立ち襟とパールのボタンが、首のラインをよりスマートに見せてくれます。衣装の本体はネイビーとホワイトの切り替えデザインで、同時に大量のレースの縁取りや透かし彫りの紋様があしらわれています。首元には赤宝石の付いた金色のペンダントがあり、その下にはブルーの伝統的なチャイナボタンが繋がっています。袖と背中のデザインは比較的複雑で、多くのフリル及白い生地がパッチワークされており、多くの糸で固定されているため、屋外ロケの活動中も、幾重にも重なった生地が微風に揺れて素晴らしいレイヤー感を形成してくれます。
今回撮影した環境は2つの時間帯に分かれています。前半の数枚は、夜間に満開の桜の枝木の前で撮影したものです。夜間の現地は光が比較的暗いため、強いストロボを主力光源として使用し、桜と人物の輪郭をくっきりと切り離しました。ストロボの直射光により、顔のハイライトの細部が非常にクリアになり、人物と背景のコントラストが強く表現されています。後半の数枚は、日中の光が十分な時間帯にロケを行ったものです。背景には青空と一面の桜の木々が広がり、太陽光が花枝を透過して生まれる柔らかな乱反射を活かして、夜間のような強い硬質的な光の感覚がなく、より透明感のあるナチュラルな仕上がりになりました。
屋外の階段や水路の傍らでロケを行う際、様々な角度からのアオリ撮影を利用することで、空と桜が交錯する美しい構図を捉えることができました。川床の中央にある石の上を歩く数枚のカットは、実は体幹の安定性がかなり試され、さらにスカートの裾が水に濡れないようにコントロールする必要もありました。@Mirrow 先生はベストなカメラ位置を探すために何度も角度を調整し、最終的に俯瞰での撮影を採用したことで、見事に私がとても満足のいくあの写真を収めることができました。図6はカメラの液晶画面の実写プレイバックですが、絞り値がF1.8、シャッタースピード1/125秒に設定されているのがわかります。このような大口径の下では、水路、石、そして遠くの桜まですべて被写界深度内に収めることができ、非常にクリーンで広々とした開放感を表現できます。
小道具とのインタラクションでは、白い造花の桜を用意しました。口にくわえたり、指先でつまんで頬に近づけたりすることで、特写のレンズの中で画面の活発さを綺麗に高めることができます。私たちはピント合わせや構図の段階で手元と顔との距離を何度も相談して調整し、最終的にこの4枚の比較的自然な上半身の特写を残すことにしました。実際、桜ロケ撮影の現場では風が強かったり枝木が遮ったりと予期せぬトラブルが起きやすいですが、今回は全体のプロセスが非常にスムーズに進み、二次元撮影としての最終的な成果物も東方Projectの幻想郷におけるこのような春日の空気感を見事に留めてくれました。