【フルールドリス コスプレ】『鳴潮』大カティシアのコスプレ会場写真 - 1 枚目
【フルールドリス コスプレ】『鳴潮』大カティシアのコスプレ会場写真 - 2 枚目

今回の『鳴潮』フルールドリスの覚醒カティシア形態のコスプレ会場写真は、準備段階から相当な情熱を注ぎ込みました。衣装の構造は非常に複雑で、インナーには胸元や首元に黒のストラップとメタルバックルをあしらった黒のボディスーツを着用し、アウターには金色の幾何学模様が施された白と青の切り替えロングマントを羽織っています。風を孕んだ布地の躍動感を表現するため、裾のドレープ感や翻る角度の微調整だけでもかなりの時間を費やしました。頭上の青黒い茨の冠と中央のゴールドコーン飾りは、歩行時のズレを防ぐため内部に専用の固定ステーを仕込んで補強。エルフ耳の造形もフェイスラインに自然に馴染ませ、ベースメイクはキャラクターの高貴なオーラに合わせて寒色系のスキントーンで統一しました。

小道具に関しては、手にした長柄武器の先端から流れるような水元素のエフェクトが広がっています。静止画の中で水しぶきが弾け飛ぶ躍動感を捉えるため、台座の周囲に人工の水景をセッティングし、ファンとレフ板を駆使して水流の軌跡を描き出しました。岩を模した重厚な台座に素足で腰掛け、足首には青い細紐を結びました。本物の粗削りな石材だったため、座り位置や足の置き場を何度も探りながら、脚を組む優美な佇まいを保ちつつ、マントがずり落ちたり水しぶきで濡れたりしないよう慎重に重心をコントロールしました。

展示会場の現場は照明の写り込みや行き交う来場者が多く、決して恵まれた撮影環境ではありませんでした。しかし、カメラマンの@packyさんが望遠レンズによる空間圧縮と大光量ストロボを駆使して背景の露出を抑え込み、雑多なロケーションから被写体を鮮やかに切り離してくださいました。水しぶきが美しく静止する決定的な瞬間を狙うため、現場で何度も水を撒いてテストを重ね、水沫のフォルムと視線の方向が完璧に合致するまで同じポーズを十数回も繰り返しました。この重厚な衣装に負けない気品を保つため、事前に体幹のトレーニングを重ねて背筋をピンと伸ばし、石座の上でも隙のないシルエットを維持できるよう努めました。

メイク面では、強いストロボ光の下で淡いブルーのカラコンと金髪ロングが浮いてしまわないよう、アイシャドウにグレーブルー系のグラデーションを効かせ、広めのシェーディングで顔立ちの立体感を際立たせました。風になびく毛流れをキープするためにハードスプレーとワックスを多用した分、撮影の合間には毛先の絡まりをこまめにブラッシングして整えました。体力的には過酷な撮影でしたが、仕上がった写真に宿る水しぶきと冷涼な光と影が見事に調和したクオリティを目にした瞬間、すべての苦労が報われたと心から実感しました。