【甘雨 コスプレ】原神の璃月秘書、桜の木の下で一服のお茶を - 1 枚目
【甘雨 コスプレ】原神の璃月秘書、桜の木の下で一服のお茶を - 2 枚目
【甘雨 コスプレ】原神の璃月秘書、桜の木の下で一服のお茶を - 3 枚目

今回撮影したテーマは『原神』に登場する甘雨です。このキャラクターが持つ優しさとひたむきな真面目さがずっと大好きだったので、インドアでやや中華古典風のシチュエーションを組み、彼女の日常のリラックスした雰囲気を再現することにしました。ウィッグは特別にオーダーメイドしたアイスブルーのグラデーション仕様で、頭頂部のアホ毛は自然にハネるように時間をかけて調整しました。髪飾りのディテールは非常に多く、赤い角や金色の流蘇(タッセル)の装飾はすべて手作業で固定し直しています。キャラクター設定に合わせるため、首元の小さな鈴は音色の澄んだものを選び、動くたびにチリンと微かに鳴るようにして、動きのある楽しさをプラスしました。
衣装面では、この白のアレンジチャイナドレスは、実はスタイルや立ち姿がかなり試されます。特に肩のファーデザインとオフショルダードレスのカッティングは、軽やかさを見せつつも着膨れして見えないようにする必要があるため、内側にスナップボタンを仕込んで固定し、衣装がズレないように工夫しました。手元の黒いベルベットのグローブや脚のレッグストラップも原作のデザインに対応させており、全体のカラーリングはブルー、ホワイト、ブラック、レッドを基調とし、背景の桜の屏風や木製の茶卓とも絶妙にマッチしています。カメラマンさんのライティングのコントロールがとても心地よく、いかにも硬い強烈な白光を使うのではなく、ソフトボックスを介して窓から差し込む自然光を再現してくれたおかげで、肌の質感がより美しく表現されています。
撮影の際は、甘雨特有のどこか少しアンニュイでありながらも真剣な表情を意識し、茶器を手に取る際も無意識のうちに動作をそっと和らげました。まるで、本当に璃月港のある午後に、淹れたての清茶を楽しんでいるかのようなひとときでした。このスタイリングの難しさは、華やかさと日常感のバランスをどう取るかという点にあります。何と言っても甘雨は、普段から工作台の上で無造作にうたた寝をしてしまうようなキャラクターですから、ポージングの際も高嶺の花のような「仙女感」を無理に追い求めるのではなく、できる限り肩の力を抜いて、まるで友人同士の掛け合いのように、親しみやすい雰囲気を引き出すよう心がけました。レタッチ(後期加工)では、過度な肌補正は行わず、肌本来のキメをあえて残してもらうよう修図師にお願いしました。そのおかげで、写真はよりリアルで「呼吸感」のある仕上がりになり、特にクローズアップのカットにおける眼差しからは、彼女の持つ落ち着いた雰囲気の中に潜む、ほんの少し天然でドジな性格を表現できたと感じています。コスプレ(ロールプレイ)をするたびに、それは二次元のキャラクターを改めて理解し直すプロセスになります。小道具からメイク、髪型、退屈させないエモーションに至るまで、すべての要素が噛み合う必要があり、今回も私なりのキャラクターへの誠意を込めた表現になりました。この作品に込めたこだわりを皆さんに感じていただき、レンズの前で見せる甘雨の「頼もしくも愛らしい」唯一無二の魅力を楽しんでいただければ幸いです。