10月5日に撮影を終えた合わせ(集団撮影)ですが、今週中にソロのレタッチ(精修)がすべて完了しました。普段はレタッチを後回しにしがちな私ですが、今回の作品は事前の撮影段階での連携が素晴らしく、光も非常にクリアで透き通っていたため、自分でも驚くほどのスピードでデータを仕上げることができました。
今回は主に、広々とした石畳やドーム状の回廊といった欧風建築の外観をバックにスナップ撮影を行いました。カメラマンさんは機位を極限まで低く、ほぼ地面にすれすれまで下げ、広角レンズを活かしてスカートの裾のシルエットをダイナミックに広げてくれました。風を捉えた一瞬のカットとも相まって、画面に心地よい空気感がプラスされています。
キャラクターが手にするパレットや絵筆はコアとなる視覚要素であるため、背景との調和(融合度)を模索する際にはかなりこだわりました。周囲の雑多な建築の反射光に邪魔されることなく、光と影がパレットの絵の具の色とりどりのブロックに自然に落ちるよう配慮しています。衣装全体は白と青の配色で、胸元のリボンやフリルのレイヤー感は遠目で見るよりも精巧に作り込まれており、黒いベレー帽やサイドの白いフラワーデコレーションと合わせることで、全体的にクリーンでどこか芸術的な情緒が漂う質感に仕上がりました。
個人的には、階段での逆光カットが非常にお気に入りです。光が頭上から差し込み、ブルーの髪や帽子のエッジを美しく縁取ることで、キャラクターの表情をよりソフトに魅せてくれています。実際の撮影では床がとても硬く、座ったりしゃがんだりといったポージングの微調整を何度も繰り返すのが大変でしたが、最終的な構図やパース(遠近感)の見事な仕上がりを見ると、あの苦労もすべて報われたと感じます。今回の充実したコスプレ撮影は、私の大切なコスプレ日常の素敵な1ページとなりました。この後も、合わせのレタッチ写真が仕上がり次第、順次投稿していく予定です。