今回のCP32では、原神のコロンビーナ コスプレとサンドローネ コスプレのペアで参加しました。企画から当日まで不安と緊張が入り混じっていましたが、最終的には最高の幸せを噛み締める結果となりました。5月初旬の少し汗ばむ陽気の中、会場内に小さなお茶会ブースを組み上げた時は、正直どこか半信半疑な気持ちでした。
レイヤー歴があまり長くない私にとって、CPのような大型総合イベントでのサークル参加やアニメイベントのコスプレ自体が初めてで、自分でお茶会ブースを主催するのも全くの初挑戦でした。無料配布(無配)の準備中、サンドローネとお茶会の世界観に合わせるためのレイアウトを熟考し、茶器やカップ、卓上小物の選定だけにでもかなりの時間を費やしました。また、イベント会場でより緻密で完成度の高いビジュアルをお見せできるよう、髪飾りや衣装の細部も調整を重ねました。
出発前には、「もし誰も来てくれなかったら、用意した東方樹葉のお茶8本を二人で黙々と飲み干すしかないね(笑)」なんて冗談を言っていたほどです。実は普段から口数が少なく、表情管理も苦手な人見知りでポーカーフェイスな性格のため、接客で冷たい印象を与えて皆さんに気まずい思いをさせてしまわないか、出展直前まで心配が尽きませんでした。
しかしイベント当日、足音とともにその不安は一瞬で吹き飛びました。フル装備で衣装を纏い、ウィッグを整えてブースの前に立つと、愛らしいファンの方々が次々と私たちのスペースへ足を運んでくれました。まるでカップケーキのように可憐な女の子たちが嬉しそうに駆け寄ってきてくれた時の喜びは、文字ではとても表現しきれません。普段は自分から話しかけるのが苦手な私ですが、ツーショット撮影やお茶を楽しみに来てくれた一人ひとりと接する中で、胸が高鳴るのを感じていました。
お茶会のセットはシンプルながらも真心を込め、小さなテーブル、カップ&ソーサー、そして手作業で梱包した無配を並べました。最初の1部を手渡し、それらが次々と手元から旅立っていく光景を目にして、「心を込めた準備が届いた」という強い達成感に包まれました。多くの方が立ち止まって言葉を交わしてくれたり、特製のお茶会バックペーパーの前で写真を撮ってくれたりして、気がつけば用意した無配が本当にすべて完配してしまいました!これは私たちの予想を遥かに超える出来事でした。
画像4枚目に写っているのは、ファンの皆さんからいただいたお返し(差し入れ)の一部です。時間に追われてバッグにしまい込み、撮影しきれなかった分もあり本当に申し訳ないのですが、皆さんの温かいお気持ちはしっかり受け取りました!ポストカード、缶バッジ、自作のミニイラスト集、さらにはお菓子まで。これら心のこもった小物の数々が、元々は遠く感じていた「同人同士の繋がり」を何よりリアルで温かいものに感じさせてくれました。
今回の衣装は切替デザインの袖口や胸元の装飾などディテールが豊富で、着こなすのにはかなりの体力を消費します。会場内を半日歩き回り、腰や肩に痛みを覚えましたが、コスプレイヤーの日常ならではのあの熱気と心地よい汗こそが、「CPに来たんだ」という強い実感をくれました。途中、小道具の配置に少し苦戦する場面もありましたが、ブース前にしゃがみ込んで自分たちの手で微調整する過程すらも愛おしく感じられました。
心から幸せだと感じられたCP体験でした。最初のドキドキした緊張から最後の名残り惜しさまで、あらゆる記憶が鮮明に輝いています。次回のCPでもまた皆さんとお会いし、こんな風に楽しく充実したアニメイベントのコスプレの日々を重ねていければと願っています!