6月はスタジオ撮影のスケジュールがかなり詰まっていたのですが、今回は特別に時間を割いて公孫離のこのスタイリングの撮影を完了しました。ブルー系のシフォン素材とモフモフのうさ耳要素の組み合わせは、夏の暑い気温の中でも確かにとても爽やかに見えます。キャラクターの設定により近づけるため、ウィッグは特に薄いアイスブルーのグラデーションカラーを選びました。スタジオ内のメインの照明を浴びた髪の毛は半透明の質感を醸し出し、トップや後頭部のレイヤー(立体感)も非常に細かくセットしたため、ペタッと潰れてしまうのを防げました。
アクセサリーに関しては、今回最も苦労した難所は首元の白いレースチョーカーと、あの金属製ハート型ペンダントでした。衣装の襟元が比較的大きく開いているため、チョーカーをきつく締めすぎると肌に赤み(痕)が残りやすく、逆に緩すぎるとポージングの最中に何度もズレてしまいます。最終的にカメラマンさんと何度も角度を微調整し、金属ペンダントが鎖骨の下にきれいに収まるようにしたことで、衣装全体の視覚的な中心を見事に引き立てることができました。
頭の上の青い造花のバラとリボンのヘアバンドは同系色の組み合わせで、ディープブルーから薄いアイスブルーへのグラデーションが、純白ベースのトップスと相まって、ハイライトが肩に当たった時に全体として非常にクリアで透明感のある質感を生み出しています。両肩にある2枚のブルーのシフォンリボンはあえて定型加工を施したため、撮影中に柱に座ったり、ポーズを微調整したりしても、二の腕にペタッとだらしなく張り付くことなく、自然に垂れ下がる美しいアール(弧)をキープしてくれます。
私個人としては、手元のアームカバーのデザインにとても注目しました。セパレート(分離式)構造になっているため、大きな動きをしても衣装が腕を引っ張ることがなく、様々なのびのびとした身体の動き(ポージング)がしやすいです。6月のスタジオ内は実は少し蒸し暑く、この衣装は一見すると軽やかで涼しげに見えますが、内側に何層ものインナーやシフォンが重ねられているため、着こなすにはかなりの根気が必要でした。メイクに関しては、今回は濃すぎるアイシャドウは避け、ブルーグレー系のカラコンと顔の自然なハイライトを際立たせることで、全体の視線(神態)をよりクリアで生き生きとした印象に仕上げました。
撮影の構図については、すっきりとしたライトグレーの無地背景をあえて選び、地面の影の出方すら非常に控えめに処理しました。これは、すべての視覚的フォーカスをキャラクターのスタイリング自体が持つ色彩の組み合わせに集中させるためです。座りポーズのアングルも何度も繰り返し試行錯誤しました。あの軽やかさを表現しつつ、脚を伸ばしすぎて全体のプロポーションが崩れて不自然に見えるのを防ぐ必要があったからです。最終的に仕上がったカットは、このキャラクター本来の、静けさの中にどこかスマートでお茶目な雰囲気が漂う気品にとてもマッチしています。
総じて、今回のスタジオ撮影は、衣装・メイク・小道具の細かな連携にせよ、ライティングの角度による肌の質感の補正にせよ、非常に理想的な表現ができました。キャラクター本来の躍動感を引き出しつつ、私自身のこのスタイリングに対する解釈もしっかりと残すことができています。夏場に二次元コスプレを愉しむのは確かに多くの体力を必要としますが、最終的に仕上がったお気に入りの写真たちを見たとき、事前のあの煩雑な準備のすべてが本当に報われたと感じました。