昨年撮影したこの豪徳寺ミケのセットを見返していると、あの日の抜けるような晴天の光は本当に屋外撮影にうってつけだったとしみじみ思います。当時は静かで奥ゆかしい林の公園を選びました。全体が青々と生い茂る緑に囲まれた環境で、このホワイト与オレンジを基調とした配色の衣装と組み合わせることで、視覚的にとてもフレッシュで際立って見えました。一年が経った今でも、写真を見るだけで撮影当日の素晴らしい気分が鮮明に蘇ってきます。
豪徳寺ミケというキャラクター設定自体が非常に面白く、招き猫をインスピレーションの原型としながら、少女の愛らしさを融合させています。あの軽やかでしなやかなニュアンスを再現するために、今回はあえてシンプルで上品な白いフリルミニスカートをベースに選び、そこにオレンジ色の切り替え生地をあしらい、全体のアクセントとなる太い赤紐の帯を締めました。腰元の小さな木製マスコットや背中のもふもふとした大きな尻尾が、この獣耳娘コーデ全体の細部にさらなる躍動感を与えています。手首の黒い指なし手袋とチョーカーが、全体の甘めな雰囲気にちょっとしたチャーミングでクールなエッジを加えてくれています。
特筆すべきは、やはりあの木ゲタですね。このような伝統的な日本の木ゲタを履いて撮影するのは、最初は歩き方に少し手惑いましたが、石畳の階段や芝生を踏みしめるときは、確かに普段とは違う面白さがありました。木ゲタを履いた足元のカットは、ちょうどキャラクターの脚のラインをスラリと引き立ててくれるため、これも構図を決める際に意識的に狙った視角です。撮影中は様々な立ち位置を試しました。竹垣の前に立って正面からのクローズアップを撮影し、祈願の絵馬を胸の前に掲げたカットは、竹垣や石段の背景と相まって、画面にストーリー性が漂います。また、開けた芝生の上で片脚を跳ね上げるようなお茶目なポーズを取り、全体の佇まいをよりリラックスして自然なものにしました。
光のコントロールにおいて、この写真セットは自然光の特性を存分に活かしています。林の木影がさらさらと揺れ、木の葉を透過した日差しが降り注ぐことで、体にまだらな木漏れ日を描き出し、空気感を極限まで高めてくれました。自然光がもたらすこの柔らかなコントラストが、ウィッグの質感や衣装のレイヤー感をより美しく引き立ててくれます。
振り返ってみると、昨年あの緑豊かな木陰の中でこれらの一瞬をスナップするために、実は何度も往復して走り回りました。芝生の上で片手でピースを作った瞬間や、両手を広げて体を優しく伸ばしたポーズなどを覚えています。地面は少し凹凸がありましたが、この軽やかな装備を身にまとい、屋外コスプレとして走り回るのも非常に自由でした。
当時このキャラクターを出すにあたり、豪徳寺の招き猫文化についても特別にリサーチしました。この愛らしい霊獣のイメージを借りて、自分にもいくつかの幸運が訪れることを願っていたのです。一年という時間はあっという間に過ぎ去りました。このセットは撮影からかなり時間が経っていますが、アルバムの中に保存されている期間が長くなればなるほど、当時のあのエネルギーと情熱の尊さを深く実感するようになります。
今年もまた草木が生い茂る季節が巡ってき、豪徳寺ミケが再びお目見えしました。そこで私も心の中でささやかに祈願し、この三毛猫が今年は本当に金運を守ってくれ、仕事もプライベートもすべてが順風満帆に進むことを願っています。これらの写真を見返すことは、昨年の撮影成果に対するシンプルな振り返りでもあります。屋外での活動をこよなく愛する者として、自分の大好きなイメージを自然環境の中に溶け込ませ、クリアな映像記録として残せることは、本当に大きな達成感を得られる素晴らしいことです。