このエナメル調のバニーガール衣装に身を包むと、一瞬にして自分自身のオーラが変わるのを感じます。素材の特性上、動きへの制限はかなり大きいですが、マキマならではの「余裕たっぷりな雰囲気」を表現するために、あえてこの星型の変則ポーズに挑戦しました。カーペットの上で脚を高く上げる瞬間、身体の柔軟性の限界を感じましたが、最終的な完成写真のクオリティを見れば、苦労した甲斐が確かにあったと思えます。ネクタイと白シャツの袖口というキャラクターのアイコニックな要素を残しつつ、この赤髪のスタイリングを合わせることで、酒樽や革椅子が並ぶレトロなシチュエーションの中、彼女特有のすべてを支配するような「掌握感」を表現できたかと思います。美術スタッフさんによるディテールの作り込みも完璧で、チェス盤から石油ランプにいたるまで、世界観の補強に一役買ってくれています。コスプレの何よりの醍醐味は、造形や所作を通じて、ほんのひと時だけでも二次元という別世界の人間になれることですね。