このクリスマス・コスプレの写真は、実は去年の12月に撮影したもので、今になってようやくレタッチソフトを開きました。私はまさに噂の重度プロクラステネーター(先延ばし症)ですね。当時、赤A(アーチャー)とクリスマス雰囲気のスタジオ撮影を約束し、定番の赤と白の配色はどこにでもあるので、思い切って赤と黒の配色をメインカラーに決めました。銀髪と黒髪のコントラストを意識し、銀髪のキャラ設定に私自身のロングストレートの黒髪ウィッグとブルーのカラコンを合わせることで、力強い視覚的コントラストが生まれました。その日のスタジオは非常にフェスティブな飾りが施され、背景のクリスマスツリー、松ぼっくり、赤の大きなリボン、そして「MERRY CHRISTMAS」と書かれたバックボードや隅にある「AI CAFE」の立て看板など、どれも映える要素ばかりでした。テーマに合わせた小道具を2つ用意しました。一つはギフトボックス、もう一つはシルバーのヴィンテージ風額縁です。ギフトボックスの撮影では、青地に雪の結晶柄の包装紙で包まれたプレゼントを赤Aが差し出し、私は腰に手を当てて、あえてツンデレで期待に満ちた表情を作りましたが、心の中では開けたら何が入っているんだろうと考えていました。額縁のカットはさらに面白く、二人で大きな空のフレームを掲げながら互いに角度を調整し、カメラマンの屍王先生が横から「頭をもっと傾けて」「手を少し下げて」と指示を出してくれ、現場では何度も爆笑が起こりました。一番グッときたのは顎に手を添える数枚のカットで、雰囲気が最高潮に達しました。赤Aが顔を寄せて指先でそっと私の顎を支えてくれた瞬間、真剣に大切にされているような感覚を覚えましたが、レンズの裏では二人とも必死で笑いをこらえていました。
スタイリングについて言えば、私が被ったミニクリスマスハットには黒のリボンが付いており、黒髪との相性がとてもチャーミングでした。オレンジのストールは土壇場で追加したもので、赤い服に赤い帽子だと色がまとまりすぎてしまうため、鮮やかな差し色を入れることで暗さを打ち消しました。赤Aの衣装はテックウェア風で、黒のレザーに銀糸のステッチが施され、胸元の結び目飾りもデザイン性に溢れていました。ウィッグと眉毛は特別に仕上げられたもので、白い眉毛を描くのは力加減が難しく、濃度を調整しないと浮いてしまいます。今回の撮影は約3時間余りかかり、途中でメイク直し、小道具の交換、照明の調整を行いました。屍王先生は光と影のコントロールに非常に細やかで、多くの時間をライティングの待ち時間に費やしましたが、出来上がった写真作品の質感は待った甲斐が十分にあるものでした。後処理のレタッチでは主に色温度とコントラストを調整しました。スタジオ内に赤い要素が多かったため肌色が赤みに偏りやすく、顔部分を個別で明るくし、暖色と寒色のバランスを整える必要がありました。ここまでレタッチして「もう少し引き延ばそうか」と葛藤もしましたが、これ以上遅れると次のクリスマスになってしまうと思い、急いで投稿することにしました。遅れてきたクリスマス写真ですが、クリスマスの祝福に遅すぎるということはありません。コスプレ撮影を長年続けてきて、素晴らしいパートナーとプロのカメラマンの両方が欠かせないと痛感しています。赤Aの協力度は非常に高く、以前にも何度か共演しているため息の合い方は言うまでもありません。今回写真を振り返ってみると、自然に捉えられた微表情が多く、意識的な硬さがなかった点も満足しています。投稿までに長らく時間がかかりましたが、一枚一枚を手抜きせず丁寧にレタッチしたので、当時寒々しいスタジオで冷え切った苦労も報われた気がします。