今回は相方と共に『東方Project』よりレミリア・スカーレットと十六夜咲夜の併せ撮影を行い、私はお嬢様であるレミリアを担当しました。
事前の準備には多くの時間を費やし、特にウィッグと衣装の造形にこだわりました。レミリアの大きなナイトキャップは幾重にも重なるフリルや赤いリボン、パールの装飾が施された力作で、被ると視界が制限されるため慎重に歩行。背中に背負った特注の黒いコウモリの翼は腰に固定する重厚な作りでしたが、照明に浮かび上がるシルエットは期待以上の仕上がりとなりました。相方が演じる十六夜咲夜は、青と白の端正なメイド服に銀白の三つ編みウィッグが非常に凛々しく、手にした銀色のヴァイオリンのミニチュアが洗練されたアクセントを添えています。
真紅のバックペーパー前で挑んだ1枚目のアップでは、見上げる咲夜と見下ろすレミリアの視線の高低差を緻密に調整し、紅魔館特有のミステリアスで華麗な主従の空気感を表現。2枚目の全身カットではピンクの背景と白い手すりのセットに切り替え、パニエで美しいボリュームを出したスカートを際立たせました。私が赤い日傘を差してスカートの裾を軽くつまむ傍ら、相方はサイド立ちで小道具の眼鏡を掛け、引き締まった脚元を包む黒ストッキングのラインを優雅に魅せています。
レースの立体感を際立たせる硬めのキーライトに対し、レフ板で顔の影を和らげながら繊細な光をコントロール。伝線しやすい黒ストッキングに細心の注意を払いながら、気品とあどけなさが同居するお嬢様のポージングを追求しました。現像で深紅の深みとピンクの柔らかさを引き立て、『東方Project』のキャラクター愛を細部まで詰め込んだ充実のレミリアコスプレ・十六夜咲夜 コスプレ撮影記録です。