スタッフが撮影してくれた今回の写真の仕上がりは本当に素晴らしく、まさに10年前の東方合わせのような懐かしい空気感が漂っています。今回は朝早くから準備を始めました。衣装は細かなディテールが多く、レースやリボン、スカートの裾がかなり重いため、着替えた後はお互いに手伝い合いながら時間をかけて整えました。衣装のカラーは赤、青、黒、白が中心で、秋の森林の中でとても鮮やかに映えました。ロケーションは郊外の森林で、地面には厚く落ち葉が積もり、ちょうど木々が赤く色づく絶好のタイミングでした。斜めに差し込む日差しがロングスカートに当たって美しい質感を放ち、これこそが10年前の東方Projectコスプレの雰囲気を再現できた大きな鍵でした。カメラマンさんはレトロなアングルを探すために土の上にしゃがみ込み、時には石畳の小道の真ん中に寝そべるようにしてシャッターを切ってくれました。昔の写真はこうしたローアングルが多く、プロポーションを綺麗に見せつつ場の空気感をしっかり捉えられるとのことでした。6人での大型合わせの撮影は想像以上にハードで、芝生の上や石畳、赤いモミジの木の下など様々なシチュエーションを行き来し、小道具の位置やポーズが崩れるたびに何度もテイクを重ねました。終盤はみんなヘトヘトでしたが、現場の雰囲気はずっと賑やかで楽しかったです。コスプレイヤーとして、今回の屋外コスプレで何より楽しかったのは自然光の中でポージングできたことで、落ち葉や枯れ草に囲まれながらリアルな空気感を存分に味わえました。レタッチも過度な加工はせず、自然な質感を残すことでよりリアルな仕上がりになっています。衣装は見栄えが良いものの動きづらく、山からの風でスカートが乱れやすかったため、みんなカメラを意識してスカートを手で押さえながら笑顔をキープし続けました。サポートのスタッフさんが合間に撮ってくれたオフショットも、作り込まない自然な瞬間が捉えられていてとても素敵でした。一日中動き回って体は疲れましたが、写真データを受け取った瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。今回の森林撮影を通して、昔懐かしい写真の風合いを出すには、衣装自体のレトロスタイル感だけでなく、落ち葉のある林を選び、輪郭が際立つ温かみのある斜め逆光を活かすこと、そして被写体に視線を集めるために背景を整理することが大切だと学びました。みんなで一つの作品を作り上げるプロセスは本当に楽しく、充実した挑戦となりました。