猫箱撮影スタジオで撮影した今回の天城 コスプレは、夜のバー撮影をコンセプトにし、私の中で描く港区のアンニュイでありながら主導権を握るお姉さん像にぴったりとハマりました。衣装にはダークグリーンのサテンキャミソールをインナーに選び、黒の刺繍シースルー羽織りとファーショールを合わせることで、高級感と柔らかさを兼ね備えた仕上がりにしました。獣耳お姉さんらしい耳の毛並みはふんわりとセットし、目尻をやや跳ね上げたメイクと合わせ、ネオンライトと温色スポットライトの混合光の下で、どこか儚く距離感のある眼差しを見事に再現できました。
撮影時にはハイツールや木製バーカウンターを活用して様々な座りポーズを試みました。特に2枚目の写真では足を自然に組み、黒タイツ コーデとレースのストッキング口が光影の中で高い質感を醸し出し、手にしたマティーニグラスと相まってほろ酔いの自然体な空気が生まれました。今回のレタッチ(後処理)は過度な加工を避け、肌の繊細な光沢と衣服素材のリアルな反射を残しています。
実際のところ、獣耳お姉さんのようなキャラクタータイプは、誇張された大げさなアクションではなく、脱力感のあるポーズと眼差しに宿るストーリー性で画面全体を魅せる点にあります。撮影中はカメラマンとライティングのアングルについて細かく打ち合わせを行い、例えば青紫色のLEDライトが肩や鎖骨のシルエットを美しく浮かび上がらせるなど、完成した作品の雰囲気は期待以上のものでした。コスプレイヤーとして、『アズールレーン』のキャラクター雰囲気を忠実に再現しつつ、自分なりの情緒を画面に吹き込めたことは非常に達成感のある体験でした。