以前撮影したこのクラーラの写真群を引っ張り出してきましたが、振り返ると少し前の記録になります。当時、このキャラクターに初めて触れたとき、あの象徴的な赤と白のコートと白い髪に一目で惹かれ、今回の初版となる撮影に挑戦しました。この写真の中で自分なりに満足しているのは、ウィッグとメイクの組み合わせです。銀白色の髪の質感と赤系の瞳を合わせ、設定にあるような、清らかでクールでありながらもどこか強情な雰囲気をできる限り再現しようと努めました。
衣装について言えば、この赤いコートはまさにスタイリング全体の魂とも言える存在です。象徴的な白い大きなリボンタイ、インナーのストライプのディテール、腰元のタッセルや球体の装飾、そして袖口の黒い切り替えなど、個人的には再現度がほぼ予想通りの仕上がりになりました。撮影時は歯車や古い新聞紙を背景に選びましたが、こうした工業的で廃墟感のあるセットは、ベロブルグの基調と驚くほどマッチしており、軽薄にならず重厚感のある写真に仕上がりました。
実のところ、私がクラーラというキャラクターに対して抱いている理解は外見だけにとどまりません。過酷な生存環境の中にありながらも内面の優しさを保ち続け、かつスヴァローグを強く守ろうとする決意を秘めているところが、彼女の非常に魅力的な部分です。この古い写真の空気感には今でも愛着があるので、今後の合わせ撮影で再撮影する計画があると聞いたとき、すぐに興味が湧きました。
とはいえ、再撮影における最大の挑戦は、やはり何とかしてスヴァローグを自作することです。メカ系の小道具制作はもともとコスプレの中でも難易度の高い上級者向けのもので、現在はアクリルやEVAフォームで外殻を組み立てるか、あるいは縮小版のロボットフィギュアを直接手に入れて塗装改造するか迷っています。もし魂の籠もったミニ版のスヴァローグを隣に配置し、クラーラのあの赤いコートと同じ画面に収めることができれば、合わせ撮影の絵面と視覚的インパクトは間違いなく最高潮に達するはずです。このように自分の手で道具を作るプロセスはプレッシャーも大きいですが、その分今回の再撮影への期待を大きく膨らませてくれます。みんなが集まる前に無事に「誕生」させられることを願っています。そうなれば、ソロ撮影であれチームでの絡みであれ、より厚みのあるストーリー性を表現できると思います。