【雷電将軍コスプレ】稲妻の雷光と桜、レンズに焼き付けた共鳴 - 1 枚目
【雷電将軍コスプレ】稲妻の雷光と桜、レンズに焼き付けた共鳴 - 2 枚目
【雷電将軍コスプレ】稲妻の雷光と桜、レンズに焼き付けた共鳴 - 3 枚目

今回のロケーションには築山のある庭園を選びました。伝統的な建築と奇岩の佇まいがキャラクターの衣装と不思議なほど調和してくれました。アウトドア撮影でありながら木漏れ日のような柔らかな自然光が差し込み、二人の間に漂う静謐な空気を描き出すのにうってつけでした。私が演じたのは雷電将軍で、手にした長刀を構え、圧倒的な威厳を放つべく太刀筋の構えや静止の残心を何度も演じました。小道具の刀とはいえ重厚感ある仕上がりで助かりました。衣装には紫の装飾品が多く、大ぶりの帯結びもずっしりとした重みがあり、撮影中はズレ落ちないよう位置を頻繁に直す必要がありました。

相方は八重神子 コスプレを担当し、紅白の巫女装束と長いピンクのウィッグが陽光の下で鮮やかに映えていました。特に2枚目の立ち姿は、ショート丈のボトムスにクリアヒールを合わせたことで脚のラインが驚くほどスラリと引き立ちました。気品と気だるげな優雅さを両立させるため、爪先の向きや重心の位置を長い時間をかけて入念に調整しました。築山の岩肌は素足にはかなり痛く、私たちは素足のまま冷たい岩の上に30分近く座り続け、表情を保ちながら耐えていたため脚が痺れてしまいましたが、理想の一枚を撮るためならその苦労も喜ばしいものでした。

1枚目と3枚目は座り姿での掛け合いで、足元に置かれた武具を構図の一部として巧みに活かしました。3枚目ではより密着した距離感を出すため、私も腕を引き締め、視線と表情が重なり合う刹那の瞬間に呼吸を合わせました。鳴神組の撮影はお互いの阿吽の呼吸が不可欠で、視線の交差が途切れてしまうと特有の親密な空気感が捉えきれません。伝統的な庭園のロケーションで『原神』の二人の魅力を再解釈できたことは、コスプレとして極めて充実した体験となり、二人のギャップと感情の緊迫感を写真の中にしっかりと封じ込めることができました。

カメラマンさんは少し離れた位置から立ち位置や身体のしなやかな伸びを的確に指示し、お互いの横顔の輪郭が光と影のハイライトに美しく乗るよう全力を尽くしてくれました。光の移ろいが早かったため基本はスナップ撮影の連続で、多くの写真に自然な感情の揺らぎがそのまま表れており、コスプレ撮影におけるアドリブ力を大いに鍛えられる良い経験となりました。レタッチでは元写真の持つ肌や衣装のテクスチャを尊重しつつ背景を穏やかにトーンダウンさせ、被写体の鮮やかな色彩をグッと前面に押し出しました。