今回スタジオで撮影したこの涼宮ハルヒのスタイリングは、衣装からアクセサリーにいたるまで再現の最重要ポイントでした。青白配色のセーラー襟の半袖制服に、襟元には鮮烈な赤の蝶結びリボン、ボトムスにはスカいブルーのプリーツスカートを合わせました。左腕には赤地に黒文字の腕章をはめ、頭には鮮やかなイエローのリボンカチューシャを着用。今回の造形はまさにフル装備で、手にした黄色の拡声器も非常に目を引くプロップ(小道具)となっています。
世界をより賑やかにするキャラクター特有の覇気と自信を表現するために、カメラマンの「蒲牢411」先生とスタジオで本当にたくさんの異なるアングルやポージングを試しました。撮影中、衣装の素材感とライティングが絶妙に調和し、服のブルーやレッドが非常に純粋に発色し、反射や重苦しいトーンになる問題も一切ありませんでした。ウィッグも今回のために特別に調整し、ふんわりとしたショートボブの効果をカットで作り出し、軽やかな前髪と相まって、キャラクターの思春期ならではの自己主張を見事に表現しています。
今回の写真セットでは、キャラクター性に寄り添うために様々なポーズに挑戦しました。腕組みをする時は、どこか余裕のある従容とした佇まいを限界まで再現し、指をレンズに向けて直に突き出す時は、ほんのり命令口調でいたずらっぽく微笑む神態を意識しました。これは写真セット全体の中でも特にお気に入りのアングルのひとつです。また、拡声器を口元に近づけて大声で叫ぶ真似をしたり、手を口元に添えてお茶目でわんぱくな空気感をプラスしたり、片腕を身体の前に回して拡声器を手に今まさに号令を発しようとする瞬間など、すべての動作において微細な表情の変化を組み合わせて調整しました。
この衣装はそれほど厚手ではありませんが、服の綺麗な平整度をキープするために、ポーズを切り替えるたびにスカートの裾やリボンの位置を整え直す必要があり、スタジオ内を行き来するのは実は結構体力を消耗しました。しかし、アニメの中のあの主体的でポジティブなキャラクターを再現する以上、その強烈な個性に突き動かされるようにレンズの前を動き回ることは、かえって非常にスカッとする解放感がありました。コスプレを遊ぶということは、単にその服を着ることだけではなく、キャラクターが持つあのステージの上での輝きや、皆を率いて前に突き進む勢いを捉えることこそが重要なのだと感じています。
今回のスタジオ撮影は全体的にとてもリラックスした雰囲気で進み、画面の中の明暗処理もキャラクター設定に完璧にマッチしており、最終的な仕上がりには自分でも大満足です。カメラマン先生による構図や神態のキャプチャも見事で、二人で効率よくこのポートレート作品を完成させることができ、色彩鮮やかな制服とキャラクターの圧倒的な活力感をこの二次元写真の中にしっかりと閉じ込めることができました。