【スズラン コスプレ】北海道の雪原にたたずむ狐耳少女、『アークナイツ』冬の晴れ間予告 - 1 枚目
【スズラン コスプレ】北海道の雪原にたたずむ狐耳少女、『アークナイツ』冬の晴れ間予告 - 2 枚目
【スズラン コスプレ】北海道の雪原にたたずむ狐耳少女、『アークナイツ』冬の晴れ間予告 - 3 枚目
【スズラン コスプレ】北海道の雪原にたたずむ狐耳少女、『アークナイツ』冬の晴れ間予告 - 4 枚目

今回はこのスズランの衣装を携えて北海道へ雪ロケに行ってきました。撮影は想像以上に大変でしたが、出来上がった写真を見た瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。

まず衣装の構成についてお話しします。ピンク色の和風のトップスに黒の袴スカート、腰元の赤白の帯紐とタッセルがアクセントになっています。雪の上でスカートが綺麗に広がるよう、あえて硬めの芯地を何層か追加で縫い付けました。髪飾りの花やタッセルも手作業で微調整し、どのアングルからでも顔が隠れないように設計しています。最大の難関は、大きくてフワフワな狐の尾でした。重量が重いだけでなく、低温下では毛が絡まりやすいため、ポーズを変えるたびにアシスタントに毛並みを整えてもらう必要がありました。そうしないと、まるで逆立った毛ばたきのようになってしまうからです。

北海道での雪ロケ(北海道旅行撮影)は、スタジオ撮影とは完全に別世界でした。雪の白さを背景に鳥居の朱塗りが極めて高い彩度で映えます。この純粋でどこか神聖な空気を表現するため、あえて午後2〜3時頃の光を選びました。太陽の位置が低いこの時間帯は、雪原に淡い青い影が落ち、赤い傘との間で綺麗な冷暖対比が生まれます。和傘の白い四角模様は染め抜きされたもので、雪の上で傘を開くと骨組みの影が幾何学模様を描き、このディテールがとても気に入っています。

杖の小道具は木製に金属パーツの金メッキを施したもので、手に持つとかなりの重量感があります。ただ撮影時には光の反射が強くなりすぎないよう注意が必要で、シャッターを切るたびに杖の角度を微調整しました。足元にある2つの狐のぬいぐるみは自分で持参したアイテムです。足元に置くことで構図のバランスが整うだけでなく、全体に少し可愛らしさが加わり、冷たくなりがちな雪景色の印象を柔らかくしてくれました。

撮影の細かなポイントについてもお伝えします。今回の写真では、屈み座り、立ち姿、振り返りの3つのポーズに挑戦しました。屈んで座る時は、赤い傘で頭上をすっぽり覆うために手首にかなり力を入れつつ、背筋を真っ直ぐ伸ばして猫背にならないよう意識しました。立ち姿のカットは全身写真で、厚底の下駄をあえてしっかり見せるようにしました。雪で底が濡れると滑りやすくなりますが、雪を踏みしめて立つとむしろ安定します。振り返りのカットは特にアングルにこだわりました。尾が大きいため、振り向く際に背後の雪を払ってしまうのです。そのため、カメラマンさんには斜め後ろのやや低い位置から見上げるように撮ってもらい、フワフワの尾が雲のように体を包み込むことで、画面に力強い躍動感を演出しました。

レタッチに関しては過度な色味の変更は避け、ホワイトバランスを微調整して雪の白さと鳥居の赤さを強調し、顔のハイライトを少し抑えて雪の反射で顔がのっぺり見えるのを防ぎました。この二次元コスプレの写真では「幻想的さ」よりも「リアリティ」を表現したかったため、雪の粒の質感や下駄についた水滴の汚れなどもあえて残しています。雪の中で午後丸一日過ごし、手足がかじかむほど冷え切ったことこそが本当の体験だからです。

正直なところ、この大きな小道具を抱えて北海道まで飛ぶのは大変で、スーツケースの3分の2が埋まってしまいました。現地に着いてからも、鳥居が立ち並ぶ山道を見つけるために雪道を20分以上スーツケースを引いて歩きました。撮影の合間には風よけのテントに逃げ込んで温かいお茶を飲まないと、ウィッグが凍りついて本来の金髪の質感が損なわれてしまうほどでした。しかし、そうした苦労があったからこそ、ピンクの着物を纏い、赤い鳥居の下で振り返るレンズ越しの瞬間を見た時、この「不器用なリアリティ」こそがスタジオ撮影以上の生命力を宿しているのだと実感しました。

今回の写真はまだ予告編で、今後はアップの特写や動的なスナップ写真も投稿する予定です。冬の神社が持つ冷ややかで柔らかな空気を、写真を通して皆様にしっかり届けられれば幸いです。