今回のロケ地には夜の高架下を選びました。ガラスの手すりと寒色系のライティングが『サイバーパンク エッジランナーズ』の世界観にぴったりでした。スタイリングでは黒と赤のボディスーツの質感にこだわり、レザー特有の艶感がサイバーパンクの夜景の反射光の下で抜群に映えました。アウターは白のオフショルダー仕様で、太ももから脚元にかけては黒ストッキングコスプレとロングブーツを合わせ、ナイトシティらしいテックウェアのテイストを視覚的に美しく再現しました。
ウィッグはピンクと白のグラデーションショートで、自然な束感と無造作なニュアンスを出すためにセットにかなり時間をかけました。小道具にはタバコと手持ち花火を用意し、夜間撮影では花火の光が顔元を照らす絶妙な補助光となり、揺らめく光と影が深みのある物語性を醸し出してくれました。カメラマンさんの構図も非常にプロフェッショナルで、ベンチの遠近感、ガラスの映り込み、背景の青い玉ボケを巧みに活かして、納得のいくアングルをたくさん切り取ってくれた屋外ポートレート撮影となりました。
トータルで2〜3時間ほど撮影し、ライティングの調整や通行人の視線に対応するのは少し大変でしたが、完成した写真を見て苦労がすべて報われたと感じるほど、撮れ高抜群の素晴らしい仕上がりになりました。