この新春コスプレのテーマの撮影は、実はしばらく手元に温めていたもので、まさに「今出さなければ年が完全に明けてしまう」という状況でした。現在、私(本魔法師)も皆さんも続々と職場に戻っているところですので、この仕事始めのタイミングに合わせて、おめでたい活気にあふれた写真をお披露目したいと思います。撮影当日にカメラマンさんと話し合った中心的なアイデアは「年越し感」と「温もり」でした。キャラクター自身の冬の装いが、こうした温かくのんびりとした空気感に非常にマッチしているからです。
まずはこの衣装のデザインについて。全体的に白、茶、金という3つのメインカラーのパッチワークを採用しています。襟元やケープの縁にあしらわれた広範囲の白いファーの質感が、視覚的に冬の防寒度を最大限に引き立て、全体的にモコモコとした可愛らしさを演出しています。インナー部分はアシンメトリーな裁断が施され、茶色と金色の幾何学的なパッチワークと組み合わされています。さらに白のオーバーニーソックスと茶色のファートリミング付きブーツカバーを合わせkることで、全体として本格的な中国風冬服のシルエットを持ちながらも、キャラクターが本来持つ冒険者としての生き生きとした気質を損なっていません。頭の髪飾りもあえてメタリックとライトブルーのアクセントを効かせ、赤く燃えるような背景の中で、どこか澄んだ透明感を添えています。
「新春」というテーマに合わせるため、私たちは事前にお正月らしさのある小道具をたくさん用意しました。1枚目のイチオシのカバー写真には、赤地に金文字の「新年快樂」の春聯与タンフールーを手にした構図を選びました。タンフールーの赤い球体の質感が光の下で透明感たっぷりに輝き、ちょうど春聯と視覚的なシンクロを生み出しています。金元宝や紅包(お年玉袋)もポージングのお供として大活躍しました。これらの小道具を持つ際、カメラマンさんからは「あまりかしこまったり硬くなったりせず、八仙桌(伝統的な四角いテーブル)の縁に腰掛けて、親戚や友人に新年の挨拶をしているような、日常的でリラックスした空気感を大切にしよう」とアドバイスされました。
セットの配置にもかなりこだわりました。木製の中式格子窓と八仙桌が全体の基調を定めています。テーブルの上には、「大吉大利」を象徴するみかん、中国の伝統菓子、そしてタレの小皿が並べられています。背景には高低差をつけて吊るされた赤提灯、手書きの書道掛け軸、そして鮮やかに茂る赤い紅葉の造景が配置され、これらの広範囲にわたる暖色系の要素が現場の雰囲気を非常に熱狂的に盛り上げてくれました。ライティングに関しては、室内のアットホームな光をシミュレートするために柔らかな暖色系の光源を採用し、人物の顔にきつい陰影が出ないようにしたため、カメラに向き合った時でもアイメイクのディテールや赤ピンク系のカラコンの色合いがくっきりと表現されています。
撮影中に起きたちょっとしたハプニングは、現場の小道具が多かったことです。垂れ下がる掛け軸や提灯を避けるため、アングルを決める際に何度もカメラのポジションを調整する必要がありました。幸いにもカメラマンさんとの呼吸がぴったりだったおかげで、最終的には前景に物があり、背景に景色があり、人物が完全に画面の重心に位置する構図を完成させることができました。後からレタッチをする際、1枚目の写真にはSNS向けにちょっとした遊び心を加えるためにグラフィティフォントを重ねてみましたが、カバー写真として使うなら、やはり2枚目のようにすっきりと人物が中央に位置し、2つのコアな小道具を手にした構図が一番ふさわしいと感じています。
年が明けて職場に復帰すると、確かに気持ちがシャキッと引き締まるような新鮮さがあります。今回はキャラクター本来のスタイルを維持しつつ、伝統的なお祭りのシチュエーションと融合させていつもとは一味違う画面を作り出すことができ、私自身もこの創作プロセスを非常に楽しむことができました。新しい1年、旅の歩みも、仕事でキーボードを叩くスピードも、この写真セットの中にある赤いエレメントのように、エネルギー全開の活力をキープしていきたいですね。