4月6日、環形宇宙イベントDay2の会場。この日はハードな撮影スケジュールを組まず、完全に「まったりモード(のんびり状態)」で過ごし、午後の大半は休憩エリアで人の行き交いを眺めて過ごしていました。撮影枚数は少ないだろうと思っていましたが、スナップが得意なカメラマンさんたちに偶然お会いでき、事前準備もバッチリだったおかげで、とても完成度の高いイベント写真が何枚も残せました。
今回使用した機材はニコンD750のボディ、シグマ 50mm F1.4 ART単焦点レンズ、タムロン 24-70mm F2.8ズームレンズです。ライティングに関しては、YN685を3灯と神牛(Godox)V850IIIを組み合わせ、智雲(Zhiyun)M40を環境補光の主軸として配置。この組み合わせにより、トップ光も角度のある逆光もしっかりコントロールできました。会場の床が光沢感のあるハイリフレクションのタイルだったため倒影構図に最適で、カメラマンさんが全身ショットの際に広角側を使って空間感と鏡のようなリフレクション効果を綺麗に収めてくれました。
実はイベントに参加する際、一番大変なのは写真撮影よりもメイクとスタイリングです。今回はセーラー服風のジャケットから軽やかな和風日常系まで、雰囲気の異なる衣装をいくつか持ち込んだため、ウィッグやディテールの微調整に多くの時間を費やしました。写真の美しい質感は顔へのライティング効果が大きく、YN685がメイン光、M40が環境光を担当することで、混雑した展示ホール内でも人物を背景からくっきりと浮かび上がらせてくれました。カラフルで雑多な背景も、レンズのボケ味によって絶妙な雰囲気作りのアクセントになってくれました。
武漢二次元イベントの熱気と雰囲気はいつも素晴らしく、環形宇宙の会場には何度も足を運んでいますが、反射床の上に立つ感覚は毎回新鮮です。座って休んでいる時こそが最も肩の力が抜けて良い表情が出るもので、例えば花束を抱えているカットや白絨毯に座っているカットは、私とカメラマンさんが完全な自然体の中で生まれた思いがけない収穫でした。難易度の高いポーズを無理に取ったり、見栄えを気にして硬くなったりせず、素の日常状態をそのまま表現したことで、かえって自然な仕上がりになりました。
その日の午後、撮影が終わってすぐにRAWデータを書き出しましたが、衣装のディテール再現度も良好で、アームカバーのデジタルプリントや手のアクセサリーもストロボの均一な光の下で白飛び(輝度飽和)することなく美しく収まっていました。直射日光に比べて、会場内の散乱光はコスプレ衣装のレイヤー感を表現するのに非常に適しています。もちろんイベント写真は色調補正(カラーコレクト)に少し時間がかかりますが、全体的なクオリティには大満足です。撮影中、メイクさんや着替えを手伝ってくれたコス仲間たちも非常に根気強く付き合ってくれました。重い衣装を着て一日中歩き回るのは体力勝負ですからね。
一人でイベント撮影に挑むと、カメラ機材も衣装道具も重く、一日中動き回っても有効なショットが少なくなりがちです。私のように適度に肩の力を抜き、高望みしすぎないことで、かえって満足のいくイベント写真が手に入ることもあります。今後もこのような撮影アプローチを試していきたいですし、次回ソフトボックスを持参できれば、より繊細な質感を表現できると思います。当日ご協力いただいたカメラマンの皆様、素晴らしい相互撮影(TFP)をありがとうございました。お互いの意思疎通がとてもスムーズで、言葉を多く交わさずとも理想の絵作りを共有できる最高の撮影でした。