白ホリで撮影したこのアスカのロックバンドテーマのスタジオ撮影(棚拍写真)は、新年のお休みに残した非常に具体的な創作記録となりました。当時はちょうど2月で、現場には送風機(鼓风机)の音が轟いているだけでしたが、完成した写真(成片)の冷酷で力強いパンクファッションの雰囲気を見て、すべての準備が本当に報われたと感じました。今回のスタイリングの核は、あのストリートロックのクールさにあります。金属バッジをあしらった黒のレザーキャスケットに、シンプルな黒のスタッズチョーカーを合わせ流ことで、まずは少し反逆的でドラマチックな視覚的トーンを決定づけました。
衣装は、白地に赤のパイピングが施されたオープンカラーシャツをインナーにし、黒のショート丈アウターを羽織るスタイルをチョイスしました。赤のラインが黒の重苦しさを綺麗に打ち消してくれています。襟元の赤黑チェックのネクタイは上半身全体の視覚的な主役であり、袖口のふんわりとした白いチュールのランタンスリーブと相まって、シャープさの中にどこかレトロで華やかなニュアンスを添えています。下半身のデザインはアシンメトリー(非対称)の美しさをより重視し、片側は透け感のある黒のブロックチェック柄ストッキング、もう片側はすっきりとした脚のラインを残し、そこに金属リング付きの黒いレッグリングを合わせました。こうした非対称のエレメンツは、型にはまらないロックミュージックの不屈の精神(倔强性格)に見事にマッチしています。
足元の黒い厚底シューズには、ボリュームのある黒レザーのハイソックス風レッグウォーマー(高筒袜套)を合わせ、履き口の大きな赤の切り替えデザインが脚長効果をもたらすだけでなく、全体の赤・黒・白の配色をより完璧に連動させています。スタイリングが完成し、黒のロックエレキギターを手にした瞬間、一気にキャラクターのスイッチが入りました。撮影では、小溪先生がこの手のテーマに求められる力強さとラフな空気感を非常に的確に捉えてくれました。純白のスタジオセット(棚景)の中に黒い円形の低いステージを設置したのですが、これは空間の区切り方として非常にスマートでした。大面積の白い背景が引き算のミニマリズムのようになり、黒い衣装や赤のアクセント、配置された寒色系のブルーのカラーコンタクトを極限まで引き立ててくれます。黒いステージと足元のFenderアンプの組み合わせは、まるで地下のライブハウス(Livehouse)でのギグを終えた直後の瞬間を切り取ったかのようです。
カチンコ(场记板)の小道具は、もともとはメイキング(花絮)の記録用に用意したものだったのですが、実際に画面に配置してみると、かえってスタジオ撮影のバックステージのようなリアルな臨場感が生まれ、私たちのこの撮影自体がまるでミュージックビデオの収録現場であるかのような錯覚を覚えさせます。撮影中、私は様々なギターの構え方を試しました。うつむいて演奏したり、顔を上げてレンズを睨みつけたり、あるいはアンプの上に片足をワイルドに乗せたり。内面から溢れ出るあのプライド(傲慢)と自信は、まさに衣装と小道具によって構築されたリアルなキャラクター空間そのものでした。
メイクに関しては、誇張された厚化粧はせず、五官の骨格感を強調する仕上げにし、非常に鮮やかなブルーのカラーコンタクトを合わせることで、髪色との間に美しい冷暖のコントラストを作りました。ツインテール(双马尾造型)もあえて綺麗な対称にはせず、無造作に散らすことで、帽子と合わせてラフでありながら芯のあるニュアンスを表現しました。
カメラマンさんのライティング処理も特に大満足でした。ハイキーなライティング(布光)が輪郭全体を非常にクリーンに処理してくれたため、雑多な影に邪魔されることなく、レザーの艶感や白いチュールの質感のコントラストが美しく浮かび上がりました。ギターを持った瞬間の没入感は凄まじく、現場でのアドリブ(即興の表現)もたくさんあり、何気ないスナップカットの方がポーズを決めたものよりもナチュラルに見えました。今、こうしてメイキング写真や完成した作品を整理していても、当時のスタジオの中でギターを抱え、リズムとパワーを感じていたあの純粋な楽しさが鮮明に蘇ってきます。これこそが、このスタイルの作品を二次元コスプレ(二次元cosplay)で創り上げる時の、最も純粋な醍醐味(趣味)なのだと思います。