天気が晴れたのを見計らって、ついにこのアスカのメイド服を出して撮影してきました!この衣装はディテールの再現度が非常に高く、濃いブルーのパフスリーブと白いレースの組み合わせ、そしてお馴染みのツインテールのウィッグとカチューシャのおかげで、一目で新世紀エヴァンゲリオンのあのツンデレ少女だと分かります。口にロリポップをくわえたスタイリングも、キャラクターの気ままで少し反抗的な雰囲気をあえて残したものです。撮影中、スカートがふわっと広がる躍動感を捉えるために、階段で何度も繰り返しジャンプしました。幸い日差しがとても良く、スカートのプリーツや白いニーハイソックスの質感まで綺麗に写し出すことができました。
今回アウトドア撮影のロケーションに階段を選んだのは、主に自然光とコンクリート建築の寒色系トーンを利用して、衣装の鮮やかな色を引き立たせたかったからです。人工の光源では、このトップライトがもたらす美しい輪郭光をシミュレートするのは難しいため、あえて午後2〜3時頃の時間を狙い、逆光で髪の毛やレースの端が透ける効果を何枚か撮影しました。ただ、現場は少し風が強く、スカートが舞い上がるときに顔が隠れないよう角度をコントロールするのが大変でした。こうした日常感のあるシチュエーションは、純粋なスタジオ撮影よりも生活感があり、まるで週末に街へ出かけた時に偶然出会ったアスカのようです。
メイクに関してはアイメイクに重点を置きました。アスカの瞳の色はブルーグリーン寄りなので、カラーコンタクトレンズを使用し、アイラインで目元を切れ長に仕上げることで、彼女の自信に満ちあふれつつも少し見定めるような視線を再現しました。ヘアスタイルを整える際は、両側のツインテールのボリューム感に特に注意しました。そうしないとトップがペタッとして見えてしまうからです。実は二次元コスプレ撮影で一番楽しいのは、写真がどれだけ完璧に仕上がるかではなく、この衣装に袖を通した瞬間に、自分でも気づかないうちにキャラクターのスタンスになりきり、歩き方まで自然と変わっていくことです。今回の写真のトーンは、後処理(レタッチ)でごくわずかに彩度を落としただけで、本来の太陽光の質感を残しています。明るく、そしてどこかノスタルジックなフィルム風の雰囲気を感じていただければ嬉しいです。