学校の教室で栗山未来コスプレの撮影をしてきました。ソニーのクリエイティブルック「FL」を使い、撮って出しの設定でハイライトをマイナス2、シャドウをプラス2に調整したところ、画面全体の空気感が一気に引き立ちました。
実は今回のメイクとスタイリングで一番苦労したのは、ウィッグの手入れです。栗山未来のトレードマークであるアホ毛とショートのオレンジ髪は、絶妙なふんわり感を出すために何度も調整が必要でした。また、象徴的な赤縁メガネも、原作キャラに最も忠実なものを見つけるために何種類も試しました。衣装に関しては、セーラー服のインナーにゆったりとしたニットカーディガンを合わせることで、キャラクター設定を再現しつつ、キャンパス撮影にふさわしいリアルな日常感を持たせています。撮影では教室の木製の机や椅子、外からの自然光を活かしたことで、非常に没入感のある空間になりました。
手に持っている『完全手帳』は、表紙をハンドメイドで加工した小道具で、キャラクターのプロフィールまで印刷されているため、持った瞬間に「私は異界士(異能者)だ」というリアルな実感が湧いてきました。終始、複雑なライティングは行わず、ソニーのカメラが持つ優れたカラーサイエンスを信頼し、オレンジの髪と赤縁メガネの温かみのある色調を心地よく再現してもらいました。
机の角にしゃがみ込んで膝を抱えるポーズや、赤い大剣を握るポーズを何度も繰り返しテストし、彼女の持つ「強さと儚さ」が織りなすギャップのある魅力を表現しようと努めました。特に、机に突っ伏して手を伸ばしているカットでは、あえてローアングルを採用し、机の面とキャラクターとの相互作用の臨場感を大きく強調しました。このキャラクターに挑戦するたびに、いつも新鮮な気づきがあります。二次元のキャラクターが三次元の教室に足を踏み入れるという、この次元の壁を壊す楽しさは、本当に奇妙で素晴らしい二次元コスプレの体験です。