寧紅夜の「紅川仙女」のスキンを今回の造型として選び、着替えてすぐにスタジオに入って撮影を開始しました。以前からこのデザインの赤と黒の配色がとても気に入っており、キャラクター本来の冷艶さを残しつつ、武侠ならではの神秘的なニュアンスも加わっています。今回の撮影では、あえて対比の大きい2つのシチュエーションを用意しました。1つはシンプルな黄色い壁の背景、もう1つは屋外の石段と竹林のロケーションです。
ヘアメイクにおいて、最大のビジュアルの主役(視覚重心)は何と言ってもあの赤い目隠し(蒙眼布条)です。盲目の設定はキャラクターの魂であり、ビジュアル的にも人を寄せ付けないクールなオーラを放っています。ヘアスタイルには高めのポニーテール(高马尾)と銀色の雲紋のかんざし(发簪)を合わせ、なびく髪の毛が全体を非常にスマート(飒爽)に見せてくれ、銀色の金属製アームガードや垂れ下がる細いチェーンと相まって、質感はバッチリです。衣装はいわゆる重厚な甲冑ではなく、シアーな薄紗とレザーを組み合わせたもので、赤い紗が舞い上がるときはまさに仙気が漂うようです。トップスの胸元にある白いトーテムの紋様と黒いレザーのサッシュベルト(束腰)による引き締め、さらに膝上のロング黒ブーツが加わり、赤と黒のコントラストが画面全体で強烈に目を引きます。
撮影について言えば、このような目隠しスタイルは、ポージング撮影(定点拍摄)の際に非常に表情管理が試されます。目は覆われているものの、口元の口角のカーブやフェイスライン(下颔线)のアングルを駆使してキャラクターの気場(オーラ)を伝えなければなりません。画像1の片脚を上げたアクションは、実は何度も試してようやく安定したもので、身体のバランスをキープしつつ、薄紗が美しく舞い上がるタイミングを合わせる必要がありました。しかし、仕上がりの効果には非常に満足しています。あの臨戦態勢の戦闘ポーズ(战斗姿态)が、背後の黄色い壁や傍らの古風な書道の看板(牌匾)と相まって、深い江湖の情緒(江湖底蕴)を醸し出してくれます。
画像2의撮影は全く異なり、竹林と石段のシチュエーションは剣客の隠居(隐逸感)した雰囲気を表現するのにうってつけです。私は防御の構えを解き、台阶に気ままに腰掛けました。周囲は静まり返り、光も柔らかく、逆にキャラクターが警戒を解いた後のあの清涼感ある気品を引き立ててくれます。赤黒の衣装と鮮やかな緑の竹林の色彩コントラストも絶妙です。一連の撮影を通して、ポージングや姿勢の調整にはかなりの体力を消耗しましたが、キャラクターが持つあの「柔と剛」が融合したフィーリングを精密に描き出すことができ、本当に爽快でした。今回の紅川仙女の造型は、伝統的な古風のひ弱な印象を打ち破り、より決然とした格好良さを添えてくれます。自分自身が最も納得のいく完成写真をいくつか厳選してシェアすることで、私のこの段階におけるコスプレ体験の素晴らしい節目(句号)にしたいと思います。この中華風コスプレの魅力を引き出した最高の武侠風写真になりました。