今回コスプレしたのはアークナイツのプリーステスです。「最近あまりゲームをプレイしていないのに、なぜこのキャラクターをやるの?」と多くの友人から聞かれました。リリース当初からの古参プレイヤーとしてストーリーはしっかり読み込んでおり、彼女の持つ静かで冷徹な雰囲気も理解しています。複雑な戦闘システムを研究する余裕がないだけで、キャラクターに対する愛着には全く変わりありません。このコスプレの準備にはかなりの手間をかけました。特に白シャツのシルエットにはこだわり、何軒も探してようやく納得のいく一着を見つけ、ネクタイやIDカードも自分で細かく微調整しました。メイクでは紫がかった青のカラコンに合わせてアイラインを少し長めに引き、視線がよりシャープに見えるようにしました。撮影当日は寒色系写真のテイストを意識して暗冷調の背景とハードライトを選び、カメラマンさんも「柔らかくなりすぎず、機械的な冷徹さを引き出すべきだ」と終始強調してくれました。撮影中は腕のポーズを微調整するためにずっと掲げていたため、腕が痛くなるほどでした。1枚目のアップの写真の瞳の表情も気に入っていますが、全体の構図やスタイルのバランス感から2枚目の上半身カットの方が完成度が高いと感じ、そちらを表紙に選びました。当時はイベント会場で「にわかファン」と思われるのではないかと少し不安もありましたが、実際に人混みの中へ入り、皆さんのキャラクターへの熱い愛を感じた時、そんなことにこだわる必要はまったくないと実感しました。コスプレとは、そのキャラクターに心から共鳴し、仕草や表情を時間をかけて研究し、衣装や小道具の一つひとつに真心を込めて準備することこそが、キャラクターへの何よりの敬意の表れです。ゲームを深くやり込んでいるかどうかは、本質的にはそれほど重要ではありません。今回の撮影は少し体力を消耗しましたが、自分なりの解釈で彼女の気品を表現でき、とても大きな達成感を得ることができました。