【アイリスフィール コスプレ】フェイト/ゼロ 黒の聖杯 中国国際漫画祭(CICF)昔のカットを新規レタッチ - 1 枚目
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【アイリスフィール コスプレ】フェイト/ゼロ 黒の聖杯 中国国際漫画祭(CICF)昔のカットを新規レタッチ - 3 枚目
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【アイリスフィール コスプレ】フェイト/ゼロ 黒の聖杯 中国国際漫画祭(CICF)昔のカットを新規レタッチ - 9 枚目

2019年の中国国際漫画祭(CICF)のアニメイベントで撮影したこのアイリスフィール・フォン・アインツベルンの黒の聖杯スタイルを、最近になって久しぶりに引っ張り出し、新規レタッチを施しました。数年前の古い写真をめくっていると、当時に展示会場内を忙しなく動き回っていた情景が、瞬時に鮮明に蘇ってきます。

当初このキャラクターを表現すると決めたのも、『フェイト/ゼロ』における黒の聖杯という特定の形態が持つヴィジュアルデザインが非常に強烈で、黒と赤が織り交ざる色調がそれ自体で深遠な宿命感を孕んでいたからです。この衣装で最も工夫を凝らしたのは、カラーブロックの分割と赤黒の要素の比率でした。マントの内側にあしらわれた、茨のようでもあり炎のようでもある赤い紋様の制作は、こちらの根気を大いに試されるものでした。シルエットにおいては、華麗でありながらも着ぶくれしない効果を追求しました。キャラクター設定に忠実であるために、頭上の王冠のエッジの角度は十分にシャープに仕上げ、材質も光沢感のあるものを厳選することで、光の下で美しい立体的なレイヤー感を反射するようにしました。

ウィッグには純白に近いシルバーグレーのトーンを採用しました。これこそがこのキャラクターの魂と言えます。この銀白のロングヘアが会場内を移動する際にバラバラと乱れてしまわないよう、編み込みとスタイリングの固定にはなかなかの時間を割きました。メイクはあえて過剰に濃くすることはせず、アイメイクの描き込みに焦点を当て、レンズの前でキャラクター特有の、どこか憂いを帯びつつもこの上なく凛とした神情を表現できるよう努めました。

撮影は2019年の広州CICFの現地で行われました。当時の会場内は凄まじい混雑ぶりで、室温もかなり高めでした。この重厚な黒赤のマントを身に纏って人混みをかき分けて進むのは確かにかなり蒸れましたが、会場の外にある大きなガラス窓から差し込む光の質感が非常に素晴らしいものであったため、建築物自体のインドア空間でロケを行うことに決め、広大なガラスカーテンウォールとシンプルな黒いフレームを背景として活用しました。当時は黒いハイヒールに黒のシアーなオーバーニーソックスを合わせ、硬い床の上で立ち、歩き回っていたため、脚の筋力の維持にはなかなかの試練でした。しかし、このコーディネートは全身のプロポーションを実に見事に引き伸ばしてくれ、黒の聖杯の持つあのスラリとした、かつ威厳ある体躯をより具体的に際立たせてくれました。

長い歳月を経ての過去写真の新規レタッチですが、当時のラフなレタッチに比べて、現在は光と影に対する理解が少し深まったため、ハイライトの白飛びを改めて抑え、シャドウ部分に絶妙なディテールを施しました。当時は機材の限界からいくらかノイズがありましたが、今回は肌の質感をしっかりと残すベースの上に、一定レベルのノイズリダクションを行いました。この写真にある雲のエフェクトは視覚的な重心を部分的に遮ってしまっていますが、本来のデザインでは襟元や腰回りのシルバーチェーンの美しいドレープ感をより強調したかったのです。ただ、エフェクトがあることで、かえって視線が仮面や瞳の緻密な描写へと回帰する結果となりました。

比較的マイナーなコスプレのジャンルであるため、イベント会場でこのスタイリングを一目見て分かってくれる同好の士は実はそれほど多くありませんでした。しかし、だからこそ逆に、声をかけられて合わせの撮影を頼まれたり、キャラを言い当てられたりするたびに、格別な「縁」を感じずにはいられませんでした。『フェイト/ゼロ』自体のストーリーの基調はかなり重く、黒の聖杯はいわば物語全体の悲劇の核心が凝縮された象徴と言えます。このような悲劇の色彩を帯びたキャラクターを表現する際は、撮影中もむしろ世界観に没入しやすく、大袈裟なポージングを多く必要としません。シンプルな視線の配り方や立ち姿だけで、キャラクターが持つ圧倒的な重みを如実に伝えることができます。

昔の写真を作り直すプロセスは、まるで過去の自分と対話しているかのようです。当時のコスプレに対する情熱と作品への深い愛を、これらの写真を通じてタイムカプセルのように残しておけることは、それ自体が非常に有意義なことです。2019年のCICF、あのアニメイベントの素晴らしい思い出が、こうしてこの写真セットの中に今も定着しています。