今回撮影したのは『崩壊:スターレイル』の緋英です。このスタイリングは、以前から口にしていた「いい香りで柔らかいダンプカー」のような雰囲気に本当にぴったりです。ターゲットを間違えず、セリフも無事にクリアできたので、撮影中の状態も自然とリラックスできました。
日式和風のスタジオを選びましたが、桜や和傘の要素が緋英のピンクの髪や白いおさ耳の造形と実によくマッチして、とても写真映えしました。メイク・スタイリングの際、メイクアップアーティストさんがウィッグのレイヤーやアイシャドウのグラデーションを非常に丁寧に処理してくれたおかげで、紫の瞳がとても生き生きとして見えます。衣装は、定番の白シャツと赤いリボンだけでなく、腰にあるゴールドのトーテムがあしらわれた幅広の帯が一番着心地が良く、ウエストの引き締め効果も抜群でした。濃い色のプリーツスカートやレッグリングとの組み合わせで、全体の視覚的な重心がとても上手くコントロールされています。黒いショートブーツの金属バックルのディテールも、下半身にスマートなラインをプラスしてくれました。
撮影当日は2つの小さなプロップを用意しました。1つはタピオカ入りのミルクティー、もう1つは私が口にくわえている食パンの一切れです。実はパンは本物で、アップの撮影のときに口にくわえていると、ふんわりと柔らかく、キャラクターのあの脱力しつつもお茶目な状態にぴったりでした。カメラマンさんのスナップは非常に自然で、座ってミルクティーを掲げている姿も、パンをくわえながら「出撃」のポーズを決めている姿も、多くの瞬間が実はやり取りの合間に切り取られたものです。
桜の枝は畳の周りに配置され、傍らには和風の間接照明や赤い箱もあり、このようなセットの雰囲気がキャラクターの世界観に入り込みやすくしてくれました。この衣装自体に分かりやすい和の要素が含まれているため、和傘や屏風との組み合わせもまったく違和感がありません。うさ耳もしっかりと形状記憶処理が施されており、だらんと垂れ下がることがないため、全体の引きの構図でも上半身のクローズアップでも、キャラクターの輪郭が非常にくっきりと表現されました。
撮影期間中は本当に楽しかったです。ミルクティーをこぼさないように気をつけたり、パンをくわえながらの表情管理に注意したりする必要はありましたが、全体的なプロセスは非常にスムーズに進みました。決まったシチュエーションの中でキャラクターの瑞々しい雰囲気を伝えることができたのは、ヘアメイクスタジオやレタッチ担当の先生方のサポートのおかげでもあります。世界観と写真のクオリティの両方を兼ね備えることができ、スタジオ撮影の体験としては大満足でした。