【うまる コスプレ】『干物妹!うまるちゃん』白ホリでぐうたらなおうち時間 - 1 枚目
【うまる コスプレ】『干物妹!うまるちゃん』白ホリでぐうたらなおうち時間 - 2 枚目

このオレンジのハムスター着ぐるみに袖を通した瞬間、生地の柔らかさに感動したと同時に、想像以上の熱気と蒸れを実感しました。『干物妹!うまるちゃん』おなじみのこのルームウェアは、コロンとした丸みのあるカートゥーン調の可愛らしさを演出してくれます。もこもこのフリース生地が全身をすっぽりと包み込み、アニメ本編で見せるあの丸まったフォルムを再現するため、撮影中は立ち姿を一切撮らず、床に寝そべったり体を縮こまらせたりする姿勢を徹底しました。フードにあしらわれた顔や耳の造形は再現度が高く、すっぽり被るだけで頭のシルエットまで丸っこいハムスターそのものに変身できます。キャラクターの存在感を高めるためにブロンドのウィッグを被りましたが、フードが分厚いため毛先がわずかに覗く程度か完全に隠れてしまうことが多く、それがかえって家で身だしなみを気にしないうまるのズボラ感を絶妙に表現してくれました。

ロケーションには純白の背景紙を選び、床には白いシワ加工の布を敷いて、鮮やかなオレンジ色の衣装を引き立たせました。周囲の小道具は非常にシンプルで、大きなボトルのコーラ、数種類のスナック菓子、そしてゲームのコントローラーを用意。どれもうまるのおうち時間に欠かせない三種の神器です。スナックを床に無造作に散りばめ、コントローラーを握りしめて床に突っ伏しました。1枚目では顔を少し横に向けて金髪を覗かせ、2枚目では頭をフードの中に完全に埋めて、現実逃避して引きこもるハムスターのような姿を表現しました。着ぐるみが厚手なため、床に伏せていると腕や膝がすぐに痛くなり、ファー生地が床の糸くずやホコリを吸着しやすいため、カットの合間に粘着クリーナーで細かく綺麗にする手間もありました。寝そべる姿勢で毛先が絡まないよう、ウィッグのブラッシングもこまめに行いました。

カメラマンさんからは常に脱力の指示が出されていました。この撮影ではダイナミックなアクションは必要なく、最大のテーマは「ぐうたら」であること。肩の力を抜き、手足をだらんと投げ出し、視線もカメラを意識せずお菓子や架空のモニターへぼんやり向けるのがコツです。お菓子を食べながらゲームに熱中し、力尽きて床に倒れ込んだリアルな空気感を出すため、現場では実際にゲームを起動して少しプレイしてみました。写真では表情が隠れていますが、そのぶん見る人がフードの下にある夜更かしゲーム明けの眠そうな顔を想像できる余白が生まれました。撮影は約2時間におよび、何度も休憩を挟みながら進めましたが、フードを脱ぐたびに生き返るような爽快感を味わいました。写真を見返すと、ボディラインを一切出さず究極の気だるさだけを追い求める二次元コスプレの面白さを再認識できました。大掛かりな特殊効果や背景美術がなくても、衣装のシルエットと小道具の配置だけでリアルな日常感と二次元の世界観を見事に立ち上げることができます。今回の撮影で最も実感したのは、普段の撮影で意識する「細見えする角度」を完全に忘れ、自分自身を骨のないぬいぐるみになったつもりで動かすことでした。ダボっとした着ぐるみで人体のラインを隠し、マスコットのような質感を前面に出しています。小道具の並べ方も重要で、几帳面になりすぎず、ポイッと投げ出したような生活感のある散らかり具合を意識してこそ、干物妹の真髄が表現できます。この写真を見た皆さんが、週末に何もせずお菓子を食べてゲームに没頭するような、最高に至福でだらけた時間を思い出して癒やされてくれたら嬉しいです。