今回のCPSP 会場写真が手元に届いたので、アークナイツのウィシャデル(背理分光)の撮影に関するコスプレシェア記事を書いてみようと思います。
まずはカメラマンの@十平Scale_X 先生に心から感謝いたします。アニメイベント会場は実際かなり混雑して雑多な状態でしたが、このようなクリーンでインパクトのある写真を撮るにはカメラマンの高い技術が求められます。開放絞りを使って背景のノイズを綺麗に回避してくださり、背景に浮かぶ美しい丸ボケが、無骨なインダストリアル風の会場環境に映画のような空気感を与えてくれました。
この衣装の実際の着用難易度は本当に高かったです。赤×黒の切り替えデザインが非常に目を引き、大面積の赤黒レザー素材にフワッとした袖、腹部のストラップ構造が重なって非常に豊かな立体感を生み出しています。しかし、この衣装で一番大変だったのは実は長くて黒い尾っぽ与ストラップ類で、会場内を歩く時に自分の足に引っかかったり床に引きずったりしやすい点でした。カメラの前で最高の状態を見せるため、ポーズをとるたびに尾っぽの向きに気を配る必要がありました。4枚目や6枚目のようなしゃがみ姿勢の低い重心のアングルでは、尾っぽの配置が大きな挑戦となり、カメラマンが何度も横から注意してくれたおかげで、自分の尾っぽを踏まずに済みました。
ポーズの選択に関して、今回の写真集ではいくつかの異なるスタイルに挑戦しました。7枚目の片手を腰に当て、もう片方の手を上に向ける動作は、ウィシャデルの持つ傲慢で冷酷なキャラクターの特質を最も表現できていると感じます。同時に、アウターのレザーの光沢、ウエストの赤い帯、太ももの金属製レッグストラップといったディテールも完璧に見せています。1枚目与3枚目では、会場にあった黒のハイチェアを利用して、気ままながらも圧倒的な存在感を放つ座り姿を演出しました。このポーズは下半身のプロポーションを視覚的に引き伸ばすのに最適で、厚底の黒いマーチンブーツ与相まって、全体的な力強さが十分に際立っています。
このキャラクターに扮するのはアクセサリー類がかなり試され、特にウィッグの手入れ与頭の赤い角状の装飾には気を遣いました。白髪の中に赤い角を固定する際、一体感が出るように何度も角度を試す必要がありました。また、武器の小道具も画面に躍動感を与えてくれ、手に持つことで、4枚目のような前傾の攻撃姿勢でも8枚目のように自然に垂らした姿でも、全身の雰囲気が一気に鋭く引き締まりました。
イベント会場のライティングは本来冷たい白光寄りでしたが、ウィシャデル(背理分光)の赤×黒のカラーリングはそうした環境下でかえって色彩のコントラストが際立ちました。カメラマンのレタッチによる光影の補正も加わり、レザーのマットな質感や袖口の黒い羽状フリンジも見事に再現されました。混雑する会場内で、短時間でカメラアングルを決め、表情を維持し、小道具を調整するには、まさに息の合った連携与コミュニケーションが必要でした。
この撮影中、蒸し暑いレザーコートを着ていたため大変でしたが、完成した写真の出来栄えを見て、苦労した甲斐があったと実感しました。挑戦的でありながら非常に満足度の高いイベント参加体験となりました。今回の実写のこだわりを皆様に共有いたします。