『Identity V 第五人格』のニンフ賞衣装「庭師 - 永夏は朽ちず」でのイベント写真(Convention photos)は、ずっと温めていた念願の撮影でした。「永遠の夏は色褪せない」というテーマの美しさを表現するため、会場の片隅ではなく人工芝と花々に囲まれたスペースを確保。花籠を手に、肩やスカート、足元まで草花とリボンをあしらった佇まいは、準備にかけた全ての苦労が報われる仕上がりとなりました。
一番苦心したのは頭部の花冠です。手作業で花と葉を組み上げたためずっしりと重みがありましたが、鏡を見た瞬間に森の妖精のような生命力あふれる優しさが立ち現れました。何層にも重なるグリーンのシースルードレスは歩くたびにふわりと揺れ、繊細な美しさを放ちます。カメラマンの指示で左手を伸ばして発光する蝶に触れようとする構図では、背景を落としてチンダル現象(光芒)のライティングを後加工で施し、幻想的な夢の世界を見事に具現化してくれました。
メイクは透明感のある白肌ベースにほんのりグリーンを帯びたアイシャドウ、淡いピンクのリップを合わせ、ブロンドヘアと調和するよう調整。大きな裾を気にかけながら会場内を歩き、集まった同好の方々との交流を楽しみました。庭師(庭師コスプレ)が持つ凛とした生命力と「永遠の夏は色褪せない」の息吹を余すところなく閉じ込めた、至高のイベント写真記録となりました。