【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 1 枚目
【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 2 枚目
【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 3 枚目
【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 4 枚目
【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 5 枚目
【骨董商コスプレ】Identity V 第五人格、古楼のランタンに映える中国風写真の二人組 - 6 枚目

今回は『Identity V 第五人格』の骨董商と画家のふたりによる本格撮影作品をご紹介します。古風な建築の舞台ロケーションを選んだのは、整然と並ぶ伝統的なランタンと重厚な木造の横梁が、原作特有のミステリアスで東洋的な古典美を見事に具現化してくれるからです。色調や空間の広がりも、キャラクターたちの生存環境にぴったりとマッチしています。

衣装に関して、骨董商コスプレのサファイアブルーの長袍は質感が非常に繊細で、身頃に施された金色の龍紋や雲紋の刺繍が実に絢爛豪華です。チャイナボタンや襟元の金の縁取りは、伝統的な侠客の落ち着きと知性溢れる書生らしさを兼ね備えています。ただ、重ね着が多く生地も厚手なため、防暑装備をしていても半日におよぶ高強度の撮影ではかなりの蒸し暑さを感じました。それでも衣装に袖を通した瞬間、キャラクターへの深い没入感が胸を満たしました。ヘアアクセサリーや黒い小帽子の固定にも細心の注意を払い、大きな動きで帽子がズレないよう、撮影中は頭の動きを意識的にコントロールしました。

小道具には、事前に複数の毛筆、木製の巻物、そして竹笛を用意しました。筆や巻物を手に取る際は、あえて作り込んだポーズを避け、キャラクターが日常の執務でみせる自然で穏やかな佇まいを意識しました。筆を止めて考え込む瞬間や、腕を組んで胸元に筆を横たえる姿など、内に秘めた謀略や知性を表現するよう努めました。パートナーが手にした竹笛(画家コスプレの要素)も素晴らしいアクセントとなり、私の筆や巻物と合わさることで、まるで庭園で風雅な対話を楽しんでいるかのような情緒的な空間が生まれました。

ロケーションの魅力が中国風写真としての作品のクオリティを大いに高めてくれました。背景に配置された大小さまざまな伝統的ランタンと、光を受けて艶やかに映える赤いタッセルが実に美しい質感を添えています。カメラマンはローアングルからの見上げ構図と開放F値を巧みに駆使し、背景のランタンや木造建築に幻想的なボケ味を演出してくれました。最後のツーショットでは、私が椅子の背もたれに手を置いて彼女の後ろに立ち、差し込む光に照らされた白いストッキングとロングブーツのディテールが目を引きます。レンズのナチュラルなフレアと相まって、物語性に満ちたドリーミーな雰囲気に仕上がりました。

ふたりの息の合ったポージングや視線の交わしも、完成度の要となりました。巻物を一緒に広げる場面や、座り姿に合わせた見下ろしのアングルなど、視線の配慮ひとつで画面の生々しさが変わってきます。撮影中、中庭に時折吹く微風で巻物がたわむハプニングもありましたが、カメラマンが風に舞う紙の瞬間を見事に切り取ってくれたことで、躍動感あふれる生命力が宿りました。立ち位置や小道具の調整など苦労もありましたが、温和と静寂が交錯するライティングと、画面から漂う静謐な気品を目にした時、すべての苦労が報われたと感じました。キャラクターの精神性をビジュアルとして具現化した、非常に深い達成感のある撮影となりました。