今回送り出すz52は、全体的なスタイリングとしてテックウェア少女の路線をいっており、黒・白・赤の配色がすっきりとスマートにまとまっています。黒のエナメルレースアップベストに白いショートパンツを合わせ、外側に透明なチュールを羽織ることで、立体感(レイヤー感)をもたせつつも暑苦しくないようにしています。うさ耳スタイルのカチューシャと毛先の赤インナーカラーが全体のアクセントになっており、キャラクターに少しお茶目な可愛さをプラスしてくれます。手袋や靴下のディテールも極力設定を再現し、赤白配色のスニーカーは全身の中で最も目を引くアクセサリーとして、カチューシャと心地よく呼応しています。
撮影は階段構造の屋内ロケーションで行われ、白い階段とカラフルなクッションが明るい背景を提供してくれ、ダークトーンが主调の衣装とのコントラストをなしています。このような斜めの構図は身体の表現力がかなり試されるため、あぐらをかいて座ったり、手すりに寄りかかったり、階段の上で横向きに身体を伸ばしたりといくつかのポーズを試し、キャラクターの持つアンニュイで少しクールな状態を表現しようと努めました。現場の光は比較的柔らかく、カメラマンさんがたくさんのダイナミックな瞬間をスナップしてくれました。衣装そのもののシルエット維持への要求が高いため、露出やシワによる影響を特に心配していましたが、幸いにも撮影時の全体的なコンディションはバッチリでした。
メイクはあえて目元の赤いアイシャドウを強調して髪色と呼応させ、視線により強い力強さをもたせました。こういったテックウェアコーデ寄りのキャラクターをコスプレする際、一番気を揉むのは実はアクセサリーの固定度です。動いているとうさ耳や手袋がすぐにズレてしまうため、撮影の合間にずっと微調整していました。今回のイベント写真のレタッチでは、肌本来の質感や衣装の光沢を多く残し、過度な美肌加工は控えることで、よりリアルな空気感を出しました。私にとって、コスプレとは単に衣装を着替えるだけでなく、身体や表情を通じてキャラクターの魂に近づいていくプロセスなのです。この一連の写真が、z52ならではのクールな女の子のオーラを皆さんに届けるとともに、今回の心を込めた準備のプロセスの記録となれば嬉しいです。