【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 1 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 2 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 3 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 4 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 5 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 6 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 7 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 8 枚目
【無名 コスプレ】甲鉄城のカバネリ、和風の夏に佇む穂積 - 9 枚目

今回撮影したのは『甲鉄城のカバネリ』の無名(むめい)です。ずっと温めていた念願がようやく叶いました。赤と白のコントラストが映える浴衣に、トレードマークのツインテールと黄色のヘアバンド。今回の衣装・メイク・小道具は、細部にいたるまで本当にたくさんのこだわりを詰め込みました。特に袖口や帯のレイヤー処理、あるいは足元の組み合わせは、実際に歩いてみると意外とバランス感覚が試されました。ロケーションは和風撮影にぴったりな日庭を選んだのですが、瑞々しい緑の植物や木造の回廊、さらには道沿いの絵馬や灯籠のおかげで、一気に和の風情が高まりました。木々の隙間から差し込む木漏れ日の斑駁な光と影が、手にした青い小ぶりの扇子と相まって、予想以上に映えるカットになりました。

キャラクターの持つ、生き生きとしつつもどこか他者を寄せ付けない(疏離感のある)ニュアンスを再現するため、表情作りには少し工夫を凝らしました。あまり大きく笑わず、口元をほんの少しだけ引き締め、視線はカメラに合わせるか、あるいは虚空を見つめるように意識しました。メイクに関してはアイメイクの輪郭を強調し、赤いアイシャドウとアイラインをやや切れ長に伸ばしました。これをもともと少し落ち着いたトーンのリップと合わせることで、全体のクールな色調が赤い浴衣と美しい対比を描くようにしています。

今回の撮影では計5つのシチュエーションを収めました。階段でのアンニュイな座り姿から、回廊でのさりげない佇まい、外せない扇子を手にカメラを真っ直ぐ見つめるアップの特写まで、どの1枚も無名が旅の途中で見せる「強さと儚さ」を切り取ろうと試みています。和風撮影の要素は二次元コスプレの中でも常に人気のジャンルですが、作為的にならずナチュラルに仕上げるためには、やはりカメラマンさんとの立ち回り(動線)の事前の綿密なコミュニケーションが不可欠です。最終的に仕上がった作品の質感にはとても満足しています。日本のフィルムカメラ特有の温かみのある風合いがありつつ、キャラクター本来の二次元らしい属性もしっかり残されているからです。これらの写真を見てくださった皆さんに、私たちが表現したかった夏の清涼感と、キャラクターの持つ力強い生命力を感じていただければ幸いです。