07/21、在原七海のハッカー少女姿による夜景写真を公開します。『RIDDLE JOKER』における彼女ならではの独特な空気感を再現するため、ロケーションには夜の川沿いを選びました。赤と黒を基調としたミリタリー風ワンピースにショートケープを重ねた衣装は、生地にしっかりとした厚みとハリがあり、着用時のシルエットが非常に美しく際立ちました。胸元の赤いサッシュにあしらわれた金糸の刺繍や十字星のバッジは、原作イラストの比率を忠実に再現できるよう衣装担当と何度も確認を重ね、カメラの前で立体感が損なわれないようこだわりました。ウィッグに関しては、ぱっつん前髪と金髪ツインテールがスタイリングの魂であり、特に左サイドの編み込みに赤いリボンを結んだデザインは、夜風で崩れないよう軽やかさとふんわりとした毛束感を保つためにスタイリストが入念にカールを整えてくれました。
手にした黒いタブレット端末は、今回のストーリー性を高める極めて重要なキーアイテムです。ハッカー少女という設定に寄り添い、川沿いの石造りの欄干に腰掛け、タブレットを操作しながら背景に街のネオンを玉ボケとして滲ませることで、サイバー感とリアリティが溶け合う独特の情景を切り取りました。カメラマンのZeZeShark様は夜景ポートレートのライティングに長けており、正面からの的確なライティングで衣装のシャドウ部のディテールや繊細なメイクをしっかりと照らし出しつつ、背景の濃密な夜景のトーンを美しく残して画面に奥行きある階調を与えてくれました。
川沿いは夜風が強く、ツインテールが風になびく自然な瞬間を捉えるために何度もテイクを重ねました。夜間は気温が下がり、黒ストッキングを履いていたとはいえ、冷え切った石の台座に長時間座り続けていたため足が痺れる場面もありました。しかし仕上がった写真の美しさは格別で、黒タイツと黒のレザーシューズの組み合わせが夜景の中で脚のラインをすらりと長く見せ、クールでスタイリッシュな雰囲気を際立たせてくれました。光に映える白い手袋も、黒基調のドレスとの間に鮮烈なモノトーンのコントラストを描き出しています。
在原七海は聡明で自立心があり、時に茶目っ気のある表情を見せる魅力的な少女です。表情管理はあえて感情を抑えめに保ち、視線の細やかな移ろいやリラックスした座り姿を通じて、腕利きハッカーとしての落ち着きと余裕を滲ませました。ヘアメイクから現像・セレクトに至るまで、すべての写真は深夜までこだわり抜いた結晶です。夜景撮影は全身に疲労が残り虫刺されに耐える過酷さもありますが、ネオンに照らされたファインダーの中にあの涼やかな瞳の少女が佇んでいる姿を目にした時、すべての苦労が報われたと感じました。時間をかけて丁寧に準備してきたこのシリーズを、こうして誠意を込めた作品としてお届けできて胸がいっぱいです。