朝、写真の整理を終えて、真っ先にアルバムを開き、この「黒レイ」のアーカイブを皆さんにお届けしたくなりました。今回撮影したのは、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのプラグスーツ姿、いわゆる「黒レイ」です。撮影前には、プラグスーツのデザイン研究に多くの時間を費やしました。この衣装は非常に体にフィットするカッティングですが、レンズの前でメカのような滑らかなラインを表現するためには、インナーやポーズの角度が非常に重要となります。
1セット目の写真はややダークな世界観のシーンで、背後には巨大な発光する円盤と十字架があり、その傍らには赤い細長い支柱がいくつか配置されています。その雰囲気は実際になかなかの圧迫感がありました。あの長柄の大鎌を持っているときは、呼吸を整えて動きに力強さを出しつつ、腰と背筋をまっすぐ伸ばす必要がありました。ボディスーツは体を曲げたときに不自然なシワができやすいため、膝立ちのポーズをとる際、膝と肩の重心を微調整し続けました。地面には反射素材が敷かれており、光と影の演出を台無しにしないよう、何通りもの補助光の当て方を試行錯誤し、ようやく満足いく効果が得られました。
2セット目の写真の色合いが、本当に、本当に大好きです。赤い水面に紫がかった赤い空という環境の中で、この衣装が逆に非常に際立っています。背後にある赤い両刃のロングスタッフは撮影中非常に重く、常にバランスを保つ必要がありましたが、完成した写真に見られる冷徹な振り返りの表情を見ると、この程度の疲れなんて報われたと感じます。「黒レイ」は通常の形態の綾波レイとは少し異なり、あまり笑顔を見せないため、眼差しはより抑制され、深みのあるものである必要があります。撮影の合間にもずっと状態を探り、あの世離れした冷ややかな雰囲気を表現しようと努めました。
正直なところ、ロケ撮影のときは風がとても強く、ウィッグや衣装の質感が風に煽られて乱れていましたが、それがかえって画面に生き生きとした躍動感を加えてくれました。原作の体型を再現するため、この衣装は非常にタイトに作られており、座って休むときすら衣装のシルエットや背中の装飾を傷つけないように慎重にならざるを得ませんでした。しかし、コスプレイヤーとして、自分の好きなキャラクターをこのような形で表現できることは、他の何物にも代えがたい内面的な充実感をもたらしてくれます。
9月末のエヴァ展に向けて最近準備を進めており、当日は多くの素晴らしい同人作品やコスプレイヤーが集結すると聞いています。同志の方々も参加されるのであれば、撮影のコツについて情報交換したり、一緒にイベントを見て回ったりしたいです。今回の展覧会をとても楽しみにしており、最近は参加ガイドなどを色々と見て、参加できそうな面白いイベントがないか探しています。
今回の撮影を通じて、小道具のメンテナンスについても新たな気づきが得られました。特に大きなお鎌や背中のロングスタッフは、運搬の際に表面のコーティングが剥がれやすいため、外出撮影が終わるたびに、柔らかい布で指紋やホコリを丁寧に拭き取り、専用の小道具ボックスにしまうようにしています。自分で少しずつ手入れを重ねた装備を見ていると、やはり愛着が全然違います。今後はさらに異なる形態のキャラクターに挑戦し、こうしたディテールへのこだわりを持ち続けたいと思います。今回のシェアはここまでにして、残りの写真の編集の続きに取り掛かります。